「その落下してきた黒い球体は、危険なのですね？」 「どのように危険なのかはわからないのだが―」 峰の背後から大勢のスタッフがザワザワと立ち働く気配が聞こえてくる。 「―とにかく＜東＞とネオ・ソビエトに渡したら、地球が無事ですむ保証はない」 初期…

まだ間に合う。間に合うはずだ。 いま適切な処置を施せば、団へのダメージは最小限で済むだろうとレフレンシアは読んでいた。しかし、これ以上放っておけば腕の一本程度では済まなくなる。手足すべてを切り落とすようなことになれば、団の再生は生半可なこと…

「わたしたちの田村くんファーストファンブック」だけのために 550円も出して、コミック雑誌を買いました。雑誌はそのままゴミ箱へ（連載ものを途中から読んでもわからんし）。 で、読みましたよ、松澤さんの物語。やっぱり竹宮ゆゆこはすごいよ。 「田村く…

「12番目のジーコ・ジャパンだから」 と豪語する誰かさんですが、昨日（っていうか今日か）、試合があったことすら知らなかったみたいですね。 きっとジーコ・ジャパンというのは、サッカーの話ではないんでしょう。 というわけで仕事。また BookMarklet 作…

「神庭。いきなりどうしたよ」 「話聞いてただろ。部長だって辛いんだ。でも、けじめをつけないと」 井筒も諭すように言う。けれど、それはむしろ幸宏の癇に障った。 「けじめ？けじめって何だよ。相手を切り捨てることが、けじめかっ？」 青春の失踪は終わ…

「俺が満足させてどうすんだよ！ランプの魔神レベルを上げたいって言ったのは、自分だろ！」 「あ、そ、そうだったわね。つい、いつものクセで……」 「おまえ、すごいご主人様オーラだよな。っていうか、魔神様か。そんなんで、ほんとに召使いなんてできるの…

今、読んでるのが止まってるシリーズってどのくらいあるだろう。 アウトニアや流血女神伝は既刊分は読み終わったけど、星界、封仙娘々追宝録、マジカルランド、ドラゴンファーム、星のパイロット、そういえばグインの外伝もあったな。たぶん、山と積まれてい…

今日って妙に人が少なくない？平日休みがうらやますい。 例の御触書スクリプトを公開するにあたり、あと何が必要かなと lock氏に聞いたらソート機能だそうです。すんげー面倒なんですけど。 個人的にはソートして探すぐらいなら、検索してくれと思うんですけ…

「すまないなあ。でも、依頼した覚えはないんだがなあ」 窓から部屋に戻ると、ベッドの前にレヴが立っていた。 「ここに飛び込んできた段階で依頼成立。報酬はキスでもいいよ」 冗談めかした口調でリーズフレアは唇を人差し指でつつく。 「わかったよ」 予想…

「タクローっ！」 「は、はいっ！？」 「私、思ったの！倉庫でタクローが助けてって叫んだとき、この人のこと、助けたいって！そう思ったの！」 「え……」 「それだけなのっ！この人ならって……だから、拓郎にとり憑いたのっ！それだけなのっ！それだけじゃい…

コミックや小説の雑誌って買わないんですが、「松澤さんファンにとっては超重要なエピソードかも」とか「本編のある重要なシーンに関わるお話」なんて言われたら、ガオを買うしか。 近所の本屋には売ってなかったんで、明日ちょっと大きな書店に寄ろう。 そ…

XREA ではコメントスパムやトラックバックスパムが多いので 一定のルールで自動拒否してるらしい。実際、booklines ぐらいのサイトで、1日 4、500のコメント・トラバスパムが来てるんだから、サーバ全部で考えたらすごいことになってるんだろうなあ。 ただ、…

まだ咳き込むこともあるけれど、だいぶ良くなった気がする。鼻づまりは変わらないけど。 薬を飲みすぎたせいか、口内炎ができてる。熱いコーヒー飲むと死ぬ。しょっぱいもの、すっぱいものがしみる。 ご飯なんて食べないで済む体が欲しいと切実に思う。 そん…

「ならば、ともに最後の大博打を打とうではないか。勝てば帝国が得られるし、負けたとしても」 デミアンの笑顔が、凄みのあるものに変わった。 「誇りのまま、前のめりに死んでいくことができるぞ」 ついに両雄が始めて激突する！ → 感想

「お前に限ったこっちゃないが、このごろのガキは手間暇を惜しみすぎなんだよ。最初からラクして唯一のものを見つけようなんて気張るから、一歩踏み出す前から臆病になって手も足も出なくなるんだ。いいじゃないか、結果的に遠回りになろうが、失敗に終わろ…

午後から晴れてきた。この機会を逃したら次はいつになるかわからないので髪を切りに行く。 昨日からフル読書モードで本を読みすぎて体が痛くなってきたこともあったんだけどね。マジで本読みすぎ。本を読んだら次の本を手に取る前に感想を書くようにしてるん…

「女というものは所詮、殴り合わねば理解し合えんものだからな……。理解するために闘う。死なせたくないから斬る。殺してでも止める。そうしたくるおしい矛盾は、しかし女の有りようそのものでもある」 漢と書いて女と読む。帝位を目指す男前な女達の熱き戦い…

「リツ、聞こえるか？」 「ええ」 「さっきはつらい思いをさせて悪かった。おまえが背負うことじゃない」 「わたしも、セキさんのときに同じことをあなたに強いたわ」 紅月を抜き払って鞘を投げ捨て、峰を肩に置いた。エレベータのボタンをダメもとで押して…

昨日も書いたけど、左肩の痛みがとれない。動かすたびに激痛が走る。 ひょっとして寝てる間に正義の味方よろしく、どこかで何かと戦ってるのかしら。 はてな全体がメンテナンスということで、結構な時間使えなかった本日。自分は、はてなに依存してるんだな…

「おい、冗談ならいい加減にしてくれ。オレが大昔に魔王と呼ばれた特A級危険生命体だなんて、いくらなんでも話にリアリティーがなさすぎだろ」 オレが苦笑しているとクルメスは逆に問いかけてきた。 「それでは君は誰なんだね？」 「オレが誰かだって？」 な…

「―フォロン」 ふと思い出したかの様にコーティカルテが声を掛けてくる。 言うべきことを言ったためか―既に彼女の声は眠そうに緩んでいた。 「一つ……言い忘れた」 「なに？ 「……しようと思えば出来るんだからな」 「え……？」 前作よりも面白くなってきました…

「デルタソのトコって検索できないの？」って言われて、検索窓が見えにくいのかなと思ったので（一番上にある）、サイドバーに設置してみました。ついでに過去ログへのリンクも同じ場所へ移動。 検索窓をつけたので「Hatena::Diary」って書かれてるヘッダを…

例の件は来月12日から発動だってさ。 こちらからの要望に一切応えないまま、あちらの要望は即効で応えるのはなぜなんだろう。 ニッシーの言うことは当然すぎるほど当然で、そのあたりの問題はこちらでも訴えたんですよ。最初の最初から。「オレのことを噛み…

「またまた。貴様が独力であんなカワイイ子とデートできるはずないだろうがっ！身の程を知りやがれ！」 「なんでいきなりキレてるんだよ！ちゃんと普通に誘ってオッケーをもらったんだ！」 「だから見栄を張るなって。兄貴があのレベルの女子とデートするに…

「本人にその気がないのだから仕方がない」 「だから私たちでなんとか説得するのよ」 「なぜ、そんなことをしないといけない？本人は死にたがっているのだぞ？それに親父の意思を押しつける理由があるのか？」 「あるわ。それが家族なのよ。ファミリーよ。ラ…

昨日施したコメントスパム対策だけど、結構すり抜けてきてる。コメントできずに弾かれたやつがどれくらいあるのかわからないので、何とも言えないけど、すり抜けてきたのが 50件ぐらい。うち MT で迷惑コメントと判断されたのが 30件ぐらい。 日本語が含まれ…

先日、iPod風の画像を作るっていうエントリィで、ケニタソが「やってみようか」と言ってたけど、ほんとにやってるよ！ delta氏の記事に触発されて、し○と中に描いてみた。 ジョジョがかっけーかも。どこかに貼っておこうかしら。 ところで、し○と中ってもち…

朝、どっかのじいちゃんが、Google T シャツ着てるのを見かけた。かっこよかった。声かけそうになった。 そういえば、事なかれ主義を貫く ko氏が「『Ko・To・Na・Ka・Re』をグローバルスタンダードにしたい」なんて言い出したのは何の話の繋がりだったか。相…

バッジはまた今度

「この馬鹿娘ッ！！」 大目玉の怒号に、ゆかりは身をすくめる。 「あんたはあんたなのよッ！！」自分の仕事ではない―それはわかっていたけど、もう止められなかった。「誰が何と言おうとあんたはあんた、あんたの行動は全部あんたが決めるのよ！周りがどうと…