2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

悪霊だってヘイキ!上

「― 開かない」 「そんなはずございませんでしょう・たった今そこから ―」 真砂子の声に、あたちは首を振ってみせた。 「開かないの。あたしたち、閉じ込められたの」 ナルの様子が変だなあと思ってたら、すてきにホラーな展開になってきましたよ!これは下…

天使の飼い方・しつけ方 5 純情と友情のあいだに

「できるんだ。こうやって、天使も悪魔も人間も……手を取り合えるッ!!」 ちょっと盛り上がりに欠けるかなとも思うけど、いつもどおりの楽しさを味わいつつ、切ないものも見せてくれて、よかったです。 → 感想

毎日あしあと

bk1で、「カレンダーにあしあとをつけると1日1ポイント、毎日通うと皆勤賞として100ポイントを進呈!」というキャンペーンをやってたので、さりげなく達成してみた。 8月もやるそうです。そうですかそうですか。

健康診断で不健康に

「朝食は食べましょう」とか「暑いので水分を取りましょう」とか言われる昨今、健康診断となると、その両方をやるなと言われるんだから、どういうことだと言いたくなる。まあ、食べるってのはどうでもいいんだけど、水すら飲めないのはつらかった。それにし…

フリーランチの時代

そう言って胸に手を当てた。 そこに心臓は、ない。この体に、血で動く肉はない。 乾いた機械が、指先まで詰まっている。 私は、私を殺して、ここまでたどり着いた……。 どれもこれも長編で読みたい短編ばかりでした。つまりは物足りなかったりするんだけど、…

サムライエイジ

「おいおい、入学戦の時、あんな派手な技使っておいて、自分の力自覚してねえとか言わさねえぜ?しかも、刀を抜かずしてだ。ありえねえ……」 「でも、あれくらいそんな珍しいものでもないかと。そもそも初歩の必殺剣ですし」 「あのなぁ!必殺剣なんて使える…

幻想症候群

「でも時が過ぎれば君は……死んでしまう」 思わず言った言葉に自分で後悔し、頭を下げる。しかし彼女は怒りもせず困ったような表情を見せるだけだった。 「時間が進むから生きていることができます。生きているから死ぬんです。私は死ぬまで、生きていたいん…

本日の購入本@bk1

[Amazon][bk1][Amazon][bk1][Amazon][bk1][Amazon][bk1][Amazon][bk1][Amazon][bk1][Amazon][bk1]今回の新刊ではコバルトやビーンズで買うものがないので、若干少ないかな。 それにしてもRomanのコミックはすごいなあ。歌詞を聴いてるとき抱いた、ぼんやりと…

肉の芽除去

半休とって手術に望もうとしたら、上司から「そういうことながら、You、休んじゃいなよ」と言われたので、一日休むことになったので、気分るんるんで病院へ。珍しくも待たされることがほとんどなく……と思ったら、手術室につれてかれたから焦った。メンチョっ…

失恋竜と契約の花嫁

(俺が守らなくては、、あの娘は死んでしまうかもしれない) 無意識のうちにそんな思いを胸に浮かべてから、メリルは、愕然とした。 (守る、だと……?) この自分が、他の誰かを、よりによって人間なんかを、守りたいだなんて。 (気でもふれたのか、俺は) …

ギャルゴ!!!!!3 地上最強のG級大全

「そのぼくはさ。コトリさんのためならなんだってしたいと思うんだ……だけど、そのお願いはきけないよ。ごめんね」 「春男くんっ。私も演劇のためならなんだってしたいて思ってるのぉ。舞台に立ってお芝居がしたいのっ。春男くんに舞台見てほしいし。お願いし…

急にキルことに

目の上のハレものが若干痛くなってきたので、これはやっぱり病院行ってくるかなあってことで、早退して近所の皮膚科にいってみた。こんなに明るい時間に帰れるなんて……という感動はともかくとして、診察した医者は一目見るなり言いました。 「あー、立派なメ…

悪霊とよばないで

「だって『おこぶさま』って……」 「海から流れ着いた流木。形が仏像に似ているから祠を建ててこれを祀る。『えびす』だ。堂々たる『マレビト』だよ」 言ってぼーさんは苦い顔をする。 「綾子の忠告どおり寝てりゃよかった。俺たちは神サンを相手にしなきゃな…

マルグリートの輪舞曲 クラッシュ・ブレイズ

「何だかなあ……」 苦りきった声を洩らした弟がおかしかったのか、ドミューシアは楽しげな笑い声を立てた。 「彼氏ができたら真っ先にあんたに会わせようっと。それであたしの眼の前であんたに見惚れたりしたら、即行でふってやるんだ」 「その前におれが叩き…

バテてるのは夏のせいか

月曜日。朝から夕方まで、自分の席についてる時間がほとんどないんじゃないかってぐらい動かされたおかげで、18時ぐらいから眠くてしょうがない。どんだけ体力落ちてるんだか。 それにしても、いまだに目の上にできた腫れモノが治らない。そろそろ視界がアレ…

けんぷファー 8

「……あたしにも同じことをしてください」 は? 「それはどういう……」 「会長や沙倉さんにしたことです。あ、あたしだけなにもしてないのは不公平だと思います……」 「するって……」 さすがに紅音は言いよどんだ。 「キ……キスを……」 やばいぐらい会長が萌えさせ…

ラブ★ゆう 6

「勘違いしないように」 撫子が言う。 「これはあくまでなりゆきの結果であって、あなたとのデート権など、まったく!これっぽっちも、ほしくなかったのです。なぜわたくしが、神田俊などとデートをしなくてはいけないのでしょう」 一話目のホスト話はほんと…

ラノサイ杯投票

2008年上半期ライトノベルサイト杯に投票します。 来週にしてもよかったんだけど、忘れたり投票ミスがあったりするとアレなので、とりあえず投票だけはしておく。解説とかは、後から付け足していく予定。とりあえず各部門ひとつずつ書いていこう。 新規作品…

今週の購入予定本

うーん。いろいろ手を出す関係上、減らして行きたいと思って減らしては見たんだが(お釈迦様とか)、あんま減ってない気がする。 07/30 ファミ通文庫 オトナリサンライク 竹岡葉月 [A][B] 狂乱家族日記 拾さつめ 日日日 [A][B] 吉永さん家のガーゴイル15 田口…

LNF交流会に行ってきました

14時からってことで、15分前ぐらいについたんですが、誰もいなくて焦った。「一番乗りか、場所間違えているか」というツッコミを食らったときに、いの一番に間違ってるほうを選んだ僕は、どれだけ自分に自信がないんだろう。少し待ってたら、ひとりやって来…

七人の武器屋 エクス・ガリバー・エヴォリューション!

「しっかし、って事は……いよいよエクスで働けるメンバー、限られてくんなあ」 天井を見上げながら、何かを諦めたような口調で呟くジャン。 「その事なんスけど……」 ケンジが口を開く。 「オレ……やっぱり、エクスを解散させるべきだと思うんです」 「ケンジ………

戦場のエミリー 鉄球姫エミリー第四幕

「阿呆」 いきなり引き寄せられた。 エミリーの手がグレンの頭の後ろへ回されていた。 一瞬、涙が止まった。驚きに声も出せず、濡れたままの目を瞬かせる。 「貴様の価値を決めるのは妾だ」 あのラストの衝撃から逃れられないまま、戦が始まり。また心痛む出…

読書の夏

先日「読書の夏」の紹介したんですが、さりげなく葉月さんが参加されてるじゃないですか。 読書感想は一応うちのメインなわけだし、わざわざ参加するのはあれかなーと思ったりもしたのですが、いくらなんでも傾向が違いすぎるとかもろもろの理由で普段は感想…

気になる作品

なぜか我が家は夏と思えないほど涼しい。風のとおりがこんなにいいなら、夏が続いてもいいと思ってしまう。 で、下界はどうかと髪を切りに外へ出たわけですが、暑くて大変だった。やっぱ、休日ぐらいは引きこもるほうがいいかもしれない。といいつつ、明日は…

地球人類最後の事件

「ほらまた、そうやって怒鳴る」 純菜はポロポロと涙を流した。 「確かに私はあなたが好きだったわ。でもあなたは変わってしまった」 剛士は呆然と純菜を見つめた。 「私が好きだった、あなたは、もうどこにもいないわ」 ここまでぐちゃぐちゃになるか!気分…

SHI-NO ―シノ― 空色の未来図

「じゃあ、そういう時、父さんならどうやってそれを解決する?」 「そうだな……目を閉じて深く息を吐く。そしたら瞼の裏側に誰かが映る。それが一番大切なものだ。それが分かれば、頑張れる」 「一番大切なもの……」 「俺の場合、お前を抱いた母さんだった」 …

今週は早かった

今日の会議……というかアレは長かったけど、個人的には興味津々なお話が聞けてよかった。このくらい実りのある会議だったらよろこんで参加するんだけど、普段参加してる会議は……。いいや。せっかくの週末、無駄に気分を暗くすることはない。 今日の読書は「け…

暗く、深い、夜の泉

「信じられない」 また吐き気がこみ上げてくる。だが絵梨が顔をしかめているので我慢すると、彼女は皮肉な笑みを浮かべてつぶやいた。 「まだ気づかない?やっつめの怪談の正体」 「え?」 「なんでタタリ姫について調べたら死んでしまうのか。今の話がその…

悪霊になりたくない!

「まさか例の夢か?」 「うん。だと思う」 「どんな?」 思い出したくない。思い出そうとするだけで、血の臭いが漂ってくる気がする。 「あたしが殺される夢」 ここにきてレギュラー陣たちに気になるネタがでてきたなあ。それだけじゃなくて、本編もガリガリ…

王女修行、きわめます。

「知らないの?動物も赤ちゃんも、ちゃんとやきもちを焼くわよ」 「……」 「ましてや、あの子は人間で、年頃の女の子。嫉妬ぐらいするでしょうよ。なにに対してかは、彼女のみが知る、だけど。……ね、なにをそんなに焦っていいわけするの?」 「……ありえない、…