2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

最後にこんな波乱が待ち受けているとは予想外。 今日ぐらいはちゃんと家で年を越す準備をしようと、午前中から本の整理をし始めたのが悪かったのかも知れない。小説とマンガのミルフィーユな我が部屋は、何をやっても片付く気配がない。毎月ダンボール五箱ぐ…

レッド・アドミラル 英雄は夜明けを招く

「レーン号やマディスのためならともかく、私のためにあなたが命を賭して【旧神】の能力を使うなんて、おかしいじゃないか。釣り合いがとれない」 「釣り合いはとれるだろ」 「どうしてだ」 「俺も、お前がいないと困る」 ロディアの無双っぷりがたまらない…

彼女は戦争妖精(7)

「人間もウォーライクも同じだよ」 冷ややかなウインドウに額を押しつけ、バラクリッシュは呟いた。 「結局、みんなさびしがり屋なんだ。ひとりでは生きていけない」 終わりが近づいてくる感じと、愛する人との別れを思わせる様子に、ドキドキが止まらない。→…

2010年12月30日の日記

目が覚めたら、11時すぎてました。な、なにを言ってるかわからねー。こんな時間まで寝てるとか、有り得ない。徹夜以外ではたぶん人生初と言ってもいいんじゃないかしら。やはり風邪薬が効いたのかなー。疲れもあるだろうけど。超もるげんジャンプヤバい。 こ…

レディ・マリアーヌの秘密

「最低です、ロベルト様っ。ふしだらです。不潔です。こんな風にべたべた触って。お嫁に行けなくなったらどうするんですか!」 「だから、俺のところに来れば良いだろう。なんの問題もない」 「一生下僕だなんてごめんです!」 「なんでそうなるんだ……」 こ…

2010年12月29日の日記

もう日記はいいんじゃと思ったりするぐらい眠い。 午前中、ぐったり布団に入りながら読書して、午後になったら感想書いて、まだ風邪がヤバいなと思ったので、風邪薬を飲んだら眠くなって、無理やり起きて、サンホラライブに行って、帰ってくるという一日でし…

生贄のジレンマ(下)

「もう、引き返すことはできないわ」 面白いんだけど、ちょっともやっとするものを感じる。途中までは本当に面白くて、特に四組の生き残り模様とかゾクゾクでした。ただ第二ラウンドあたりから、駆け引きが「作業」になった印象を受けたのは、個人対決と時間…

捧げよ、永遠に続く祈り 幻獣降臨譚

「私は――私だけは、そう考えちゃいけないんだよ」 旅を経て、多くの人と出会って、ようやく固まりつつある思いがある。 「私は、この世でいちばん強いから」 ついにシェナンの時代が!素直になった彼のアプローチが初々しくて良きものでした。もっと雰囲気を…

2010年12月28日の日記

こんなにはてなスターがつく日記をみたことないと、コモリちゃんに評判なでるたさんの日記です。てるたさんゆーな!そんなでるたさんの本日。咳が止まらないのでマスク装着。風邪引いてますよアピールし始めると、体調までだるくなるから不思議です。おかし…

“文学少女”と恋する挿話集(4)

「で、あなたは恋をしたの?」 遠子の目が、甘く輝いた。 唇をほんの少しだけほころばせて―愛おしそうに、ささやいた。 「しています、ずっと」 短いながらもいろんな人の思いが見えて、それがまた切なさを呼ぶ、そんなお話しがたくさん詰まっていました。好…

マリア様がみてる ステップ

「もしかして、私より好きな男の人と出会えるとか、律さんは思っているわけ?」 「そんな人、いるわけないから悩んでるんでしょ」 「なんで、私より上じゃなきゃだめなの?」 男の人とのお付き合いという衝撃的な告白から始まる親友同士の思いを描いていくお…

2010年12月27日の日記

超だるい。喉が痛いのは昨日からですが、体がだるいのは、風邪なのか、二日間動いたからなのか(貧弱貧弱ぅ)わからない……と思いながら仕事してたけど、微熱あったらしく、コンタクトが乾いてしかたなかった。うーむ。まあ、Revoだって風邪引いてたしな(だ…

百億の魔女語り(2) やっぱり都会の女なのね、そうなのね。

「これは姫の御年十七歳のご生誕祝いです。今日一日、姫はお忍びで市井をご視察される予定。そなたは姫を導きお守りするのです」 「……人と、約束をしてしまっているのですが……」 「拒否権があるとでも?」 少なからず想い合ってるアルトとエーマの間に、フォ…

2010年12月26日の日記

今日もサンホラライブで横浜へ。 微妙に風邪を引いたかもしれないと思うような喉の痛みを覚えていましたが、体は重くないし、感想書けるし(感想は体調のバロメータです)、なんとかなるだろうと、横浜へ向かう。そういえば、以前もY150で同じことをしたなあ…

生贄のジレンマ(中)

「何を意味しているか、わかる?」 生贄の価値の下落。消えない得票。 このルールを設定した存在はこう言っている。生贄志願者が登場し続けることはない。生き残るためには別の戦略が必要だ。つまり…… 「……生贄志願ではなく、投票での生贄選出を促している」…

2010年12月25日の日記

まろんさん迎撃オフとSound Horizonの7th Story Concert「Marchen キミが今笑っている、眩いその時代に」のライブに行ってきました。楽しかったー。 出かけるのは昼だからと感想書いたりしてたら、ギリギリになるのはお約束だったりしますが、待ち合わせの…

19―ナインティーン

「だけど、俺たち、半年後には……」 「それでもいいの」 ユキは断言した。 「だけどもいいの」 入間さんのゾクっとラブにニヤニヤして、綾崎さんの罵しられ青春にクスリ、紅玉さんの怠惰巫女受験物語に涙ぐんだり。→ 感想

公爵夫人のご商売 〜よかったり悪かったりする魔女〜

「見目麗しい少年庭師があなたとお茶を伴にします。お話しもするでしょう。たったそれだけのことですわ。ただ、その庭師は心得ております」 「何を、ですの?」 「ときめきという魔法を」 やばい。このときめきはやばい。マダーだからこそできる商売だよなー…

2010年12月24日の日記

休みの谷間の出勤日だし、休んでる人が多いし、上司はいないし、これはまったりできるなと思っていた朝の期待は、余裕で裏切られました。なんでこう、次から次へと雑務が舞い込んでくるかな。上の人に許可を取らないといけないものとかあるのに、上の人が午…

生贄のジレンマ(上)

「……私は、あのとき、生まれて初めて人の死を願ったわ」 誰かが死ぬことで他の人が救われるというルールのゲーム。タイムリミットが近づくにつれて、見えてくる人の想いがえぐい。しかもこれはまだ序盤だというのが見えているので……ここから更にドロドロにな…

2010年12月23日の日記

今日はラ管連ボードゲーム会。それほど具合は良くなかったんだけど、身体を動かせばなんとかなるかもと、出かけてみる。風は強かったけど、そんなに寒くなかったのは良かった。着込みすぎて熱かったのはアレだけど。 昼ぐらいに着いたら、既に20人近くの人が…

ICO−霧の城−(下)

「それなら今度は――今度は僕が君を守ってあげる!」 ヨルダと霧の城の重い過去を描きながら、少女を守りたいという少年の思いが霧を晴らしていく展開が良かったです。最後にゲームと同じ美しい風景を見せてくれたので満足。→ 感想

レギ伯爵の末娘 〜よかったり悪かったりする魔女〜

「でも、おとぎ話に出てくるのは大抵よい魔女か悪い魔女で、よかったり悪かったりする魔女っていうのはあまり聞かないかも知れない」 「そうよ、あんまり聞かないわ!だからこそ!」 ポムグラニットは我が意を得たりとばかり、人差し指を一本立てて一方の眼…

2010年12月22日の日記

妙に温かい冬の一日でしたが、今日は冬至だったのか。 朝の通勤時間で「生贄のジレンマ」の上巻を読み終わる。これはひどい。半分で80人以上死ぬって……普通の高校生活が、死を目の当たりにして変わっていく様は、人の醜さを見せて、えぐいですね。とりあえず…

瑠璃色の刃と朱色の絆

「じゃあ……瑠璃は何なんですか?」 「あれは人間ではなく刀魔という。彼女は、我々人間の敵なのだよ」 異能バトル的なお話は面白いんだけど、ちょっと物足りないなー。太刀である瑠璃と太刀の使い手となった賢巳の距離感とかはとてもいいんだけど……培われて…

ICO−霧の城−(上)

「さあ、行こう」 元気を出して、イコは呼びかけた。彼女が誰であれ、一人より二人の方が心強い。二人なら、きっと大丈夫だ。 文章を読んでゲームの世界が浮かんでくる。出会った少年と少女が繋いだ手の温もりが伝わってきました。ここからどうなっていくの…

2010年12月21日の日記

29日の年休申請が通った。これで、なんとか、なるはず。昨日から宮部みゆきが書いたICOの小説を読んでるんですが、ゲームの世界が浮かび上がってきて、無性にやりたくなりました。PS2とICOはあるけど、肝心のゲーム機とテレビが本に埋もれてて……できないとな…

スーパーヒーローの秘密 (株)魔法製作所

「はじめて言ったとき、かなり普通じゃない状況だったけど、でも本心だった。愛してる」 面白かったー!決して大きな力を持っているわけではないのに、魔法を悪用する人たちの目的を考えて、自分たちの力をいかに活用できるかを工夫して、つまりは普通の仕事…

花守の竜の叙情詩(3)

「花の種は、冷たく思い雪の下で春を待つの。それと同じ。どれほど雪が降り積もっても、私は耐えられる。光が降れば咲くことができるって、知っているんだもの。だって私は―」 名を呼ぶと、彼女は双眸を涙で潤ませて頷いた。 「あなたがくれた名を、私は誇り…

2010年12月20日の日記

寒気を感じるのはきっと気のせい……だと思いたい。髪を切ったから寒く感じるだけだよ、うん。背中が痛いとか気のせい気のせい。土日にあまり本を読まないと、ものすごく感想書きたくなるけれど、書く本が無いという変な症状に陥る。感想中毒やめて。目から来…