2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

身代わり伯爵の花嫁修業(1) 消えた結婚契約書

「!?な、なな何すんのっっ」 予想外のことに目をむいて見上げると、リヒャルトはその体制のまま目を合わせて微笑した。 「失礼、口がすべりました」 「どんなすべり方!?」 ちょーーーーーーーーーーーーーーーー楽しかった!っていうか、にやにやニヤニ…

生徒会ばーさす!(3) 爆走お嬢様の初恋

「知らなかった……勉強会って、恋人同士がやるんだ」 「うむ、そうだ」 「それなら、ボクがセンパイの彼女になれば、勉強を教えてもらえるんだねっ?」 水樹の彼女になりたいという元気娘が現れるお話し。楽しかった。彼のことが好きなのに、素直になれずツン…

2010年5月31日の日記

五月も今日で終わり……と想いにふけることなどない。それどころじゃないぐらい具合が悪い。週明けの仕様とはいえ、寒さに震えながらキーボードたたいていると、何してるんだか分からなくなってくる。管理者に伝えたところで何ら変わりはないのはわかりきって…

恋のドレスと聖夜の求婚 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー

馬鹿は、わたしだ。 自分から、手を放した。たったひとつの、大切なものを。 何この胸が痛くなるお話……どちらの気持ちも分かるから、遣りきれない。今回のお話しでやられたと思ったのは、恋のドレスと闇のドレスです。まさか、闇のドレスがあんなところで使…

ココロコネクト キズランダム

「でも……相談したら友達が傷つくんですよ」 「はぁ?傷つけ合ったり迷惑掛け合ったりするのが友達じゃないのか?」 読んだ人、全員が言うでしょう。ときめき過ぎて死ぬかと思いました。→ 感想

2010年5月30日の日記

今日の目標は髪を切りに行くことでした。本当は先週行こうと思ったんだけど、雨がね……。今日も寒かったので迷いましたが、これ以上伸びるとうざいことこの上ないので、頑張って家を出る。それにしてもよくいく美容院は、毎度空いてるんだけど、大丈夫かしら。…

プリンセスハーツ 君は運命の人だからの巻

「なあ、ジル。俺はアンゲリオンの教義はよく知らない。ただ、どんな人生であっても、生きるために必要なことがあると俺は思う」 「それが、誕生日ですか?」 「違う。生まれてきてくれてうれしいと、だれかに言われることだよ。それも何度も。できるなら毎…

ささみさん@がんばらない

「『がんばる』のと『無理をする』っていうのは、意味がちがうぜ、鎖々美」 つるぎがわたしの手をとった。 「おまえはまだガキなんだからさ、ひとりじゃ辿りつけない場所には、誰かに支えてもらいながら歩いていってもいいんだよ。到着しないよりずっといい…

2010年5月29日の日記

10時まで寝てた。疲れてたのもあったけれど、その状態で夜更かししてたから、そりゃ起床が遅くなることもあるか。iPad楽しいです。 さすがに遊んでばかりじゃいかんだろうってことで、本を……読む予定がマンガばかりになってしまった今日一日。 読んだのは、…

なんて素敵にジャパネスク(3) 人妻編

いやー、雨の降る五月のうす暗い申の刻に、女ふたりが楽しそうに呵々大笑してるってのも、よく考えると不気味だけれど、新婚ってこんなもんですよ。へへへへ。 そう。 あたしはとうとう、おさななじみの仲の右近少将、藤原高彬と、ひと月ほど前に結婚しちゃ…

空の彼方(2)

「僕が……帰ってきたら。そしたら、一緒に誕生祭に行ってくれませんか?」 今回ついに自ら動き始めましたか。もちろん、外へは出られないけれど、自分の出来る限りをする彼女に、アルの存在が彼女にとって特別であることを痛感しました。 そしてアルも。自分…

iPadがやってきた

仕事にならん。iPadはちゃんと届くかなーと心配しつつ、TLみてたら、届いてる人がいてギギギギしてた。これはサクサク帰らなければと思うときほど、何かが起きる罠。ねえ、この会議って、そんな重要かな?明らかに無駄に時間使ってるよね?30分で終わる内容…

羽月莉音の帝国(2)

「……そんなバカな。業績が低迷してた速水の乗っとりと規模が違うんだぞ……。速水の時価総額1200億円、アクアスは1兆9000憶円だ。子供と大人どころじゃない。アリと象くらいのちがいがある」 「おもしろい戦いでしょ。あの自信みなぎる社長に、私が一泡吹かせ…

六百六十円の事情

「なんだっけ。この間読んだ本の、高校生を象徴する表現って」 数歩、前へ走る。足音はトラックを回っていた亀たちより、わずかに軽い。 「そして、呼吸をする度に恋をする、だったかな」 すっごいよかった。これはいい入間人間!地域掲示板のトピックス「カ…

2010年5月27日の日記

不思議だよねー。カバン開けた記憶無いんだけど、なぜか中身を全部家において出勤してた。どおりで足取り軽快になるわけだ。カバン軽いんだもん。電車に乗って、さて本でも読むかとカバン開けたときに気づいた(遅いよ)。今日必要なものって特に無かったけ…

春狂い

「死にたい」 その四文字は、紛れもなく私の書いたものだった。ああ、と私は合点する。 ……そうか。私は死にたかったのか。 一編ごとに語り手が異なると思っていたら、実は繋がりのある六編でした。生まれながらにして人を狂わす美しさを持つ少女が、男達に穢…

初恋彗星

星乃叶は今、遠い街でどうしているんだろう。 俺が経験しているみたいな葛藤を、星乃叶も感じることがあるのだろうか。 今でもまだ傷つきやすくて、ナイーブで、人見知りばかりなのだろうか。 話したいことは沢山ある。 会いたい。会って、一緒に笑いたい。 …

2010年5月26日の日記

フォロー数が多くなると、タイムラインを追うのが大変になるというお話。maijar三桁以上のフォローがある方にご相談。みなさまTLの消化ってどうやってるのでしょう。私の場合、日中はPCにはさわれないのでそうそう頻繁にチェックするわけにもいかない状態…

破小路ねるのと堕天列車事件

「いや、破小路。そう捨てたもんでもないと思うぞ。着眼点はよかったし、点在する事実から作り上げたストーリーも、さすがというしかないレベルだ。まあ、娯楽半分の推理会だから、最終的にはおもしろければ目的の半分は達している。気に病むな」 そう言って…

ゴミ箱から失礼いたします(3)

「萌える太くん、偶然ね」 「……えっと、全然偶然じゃない気がするのは僕だけですか?あと氷柱、肩が痛いんだが」 「一人?」 「ちょっと待ってください沙紀さん。僕が一人で相性測定のゲームをするような寂しい奴に見えます?」 「……ごめん。ゴミ箱に入って…

2010年5月25日の日記

だるくて布団から出るのに時間がかかる今日この頃。だから冷房って嫌いだ。本日の購入本(新刊)[Amazon][bk1][Amazon][bk1][Amazon][bk1]この他、20数冊ほどイーブックオフから届いておりますが、明日はブックオフから……三日間、bk1とネット古本屋さんから…

なんて素敵にジャパネスク(2)

「どうも放火らしいと専らの噂。そして、唯一焼け残った門柱に、呪詛状とおぼしき札が打ちつけられていたとか」 「なんと書いてあった」 「焼け残ったところだけで、よくわからぬながら」 使いの者の声が、一瞬、怯んだ。 「『瑠璃姫 怨』と読めると……」 思…

聖剣の刀鍛冶 #9.Last Wind

「彼女は私の相棒です」 ああいけない、と思う。やはり平静を保つことなんてできやしない。 「彼女を是が非でも救うのに」 セシリーはレジナルドの前に立ち、挑むように彼と間近で睨み合った。 「相棒の私が行かなくて誰が行くのですかッ?」 不調を訴える魔…

2010年5月24日の日記

Sound Horizon の新曲「イドへ至る森へ至るイド」のPVが公開されてた。 なんかTMRっぽく思った僕がいた。それはいいとして、曲がよかったので思わずAmazonポチッとしたけど、konozamaになりませんように……。 今日は朝からひどい雨でしたが、そんな中でも本は…

恋のドレスと聖夜の迷宮 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー

「ふたりとも元気だったか?」 アントにーは数秒迷ったすえ、思い切ったように言った。 「いいえ。『薔薇色』は、閉まっていました。ふたりとも、いませんでした」 シャーロックは思わず、アントニーに目をやった。 「ふたりとも、いない?」 ここでおわるか…

天使から百年 魔人と主人と廃棄物

「ユイカ」 返事はない。だがそこにいるのは判った。 「死ぬってどういうこと」 判っているなら教えて。 「どんなに会いたくても、二度と会えないってことだよ」 ロードリーという異形に対抗できる可能性を持つ少年少女が集められる学院に入学した少女・カイ…

2010年5月23日の日記

自慢じゃないが、一日中横になってた。本も読んでたけど、具合悪くて……。こういうときに宮木あや子作品読むとやばいぐらいきます。毒をもって毒を制すというか、なんというか、すごいものよんだ。美しさが故に穢されて、身体を切り売りして生きていく少女の…

神さまのいない日曜日(2)

「あなたの言葉、すべてあなたに返します」 失われる意識の縁に、その台詞だけが残った。 「世界は、騙してくれと、頼みましたか?」 死者の国オルタスを訪れるお話。素直で真っ直ぐなアイの可愛さがたまらないけれど、決してそれだけじゃないから彼女は強い…

土属性はダテじゃない!(2)

「わかった、なにかあったら無理やり手を貸す」 「お節介はやめてよ。これは私の問題だから」 「それが気になるのは俺の問題だ」 最初から最後まで黄色いな!海のお話しってことで、お約束なエロコメもあったけれど、村の実情を表す出来事は、結構シリアス。…

2010年5月22日の日記

ぐったりな一日。本でも読もうかと思ったけど、あまり具合よくなかったので、ぐだぐだしてた。これはいかん。 昼間は頭痛が激しかったけれど、薬飲んで寝てたら、それなりに落ち着いたので、本の整理をする……と思ったのが間違いだった。何がどうなったのか分…