2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

4月30日の日記

今日はラ管連ボードゲームの日。前日あれだけ騒いで疲れてるのに、目覚めは早くて困る。なんだろう、長時間寝る体力ないのかしら。 それだけ早く起きると、出かけようとする時間に眠気が襲ってくるんだよなあ。 とりあえず、出かける前に、スパイラル・アラ…

サクラダリセット(5) ONE HAND EDEN

「幸せの象徴だよ」 青。幸せ。偽物と本物。 「偽物の青と、本物の青を、どうやって見分けるのですか?」 老人は首を振る。 「誰かと一緒にいなさい。それだけでいい。隣にいる人が笑うことを、幸せと呼ぶんだ」 現実と差がない夢の世界で幸せは、本当の幸せ…

2011年4月29日

寝たのが遅かったのに、六時前に起きてしまうとか、とても残念な体です。たしかに金曜日だけどさあ。 二度寝しようと頑張ったけど眠れなかったので、仕方なく起きて、気がついたらスパイラル読破してた。 これは面白いわー。最初は学園ミステリものっぽかっ…

半熟作家と“文学少女”な編集者

「だって、快斗くんは、わたしの大事な作家ですもの」 楽しかったー。コミカルでさくさく読めるお話でした。俺様でお調子者な快斗が、気づいたら遠子先輩に乗せられて、これまで避けていた物事を経験して、物語を紡いでいく、その関係が良かったです。いくつ…

魔石の伝説(1) 冥界からの急襲―「真実の剣」シリーズ第2部

不意にゼッドは、自分がこれほど疲れている理由に思いあたった。何ヶ月もダークン・ラールを食い止めようとがんばってきて、ついに勝利を収めたと思ったばかりだというのに、それがほんのはじまりにすぎなかったことを知ったせいだった。それに今度の相手は…

2011年4月28日の日記

サンホラの領土復興遠征ですが、僕もコモリさんも初日の千葉落ちたのに、どっかの誰かさんは、当選したそうですよ。ふーん。こんこん、おっと咳が(ここまでテンプレ)。ってことは、僕はJIMANGが見られないのか……残念。まあ素直じゃない人の話なんていいで…

2011年4月27日の日記

もしかして、風邪をひいたのかしら。と思うぐらいに、微妙な低調が続く。仕事が猛烈に忙しい時期じゃなくてよかった。「あなたのための物語」が文庫落ちするらしい。6月か。単行本積読者としては、文庫落ちするまでに読み終われば、負けじゃないと思ってる。…

斬光のバーンエルラ(3)

「わかった?」 「……ええ」 ティナはレネの横顔を見て、唇をかんで小さくうなずいた。 「自分の気持を他人に気づかされるなんてね」 うーん、ちょっと展開が速いかなあ。話がさくさくと進んでしまうから、物足りなく思いました。心が揺れるような状況は、も…

江姫―乱国の華(上) 浅井の幼姫

「女子は生きねばならぬ。生きて、生きて生き抜いて、その身に流れる血を後の世につないでいかねばならぬ。そなたらが背負うのは、浅井と織田の血。それを絶やしてはならぬ。命を軽んじ、血を絶やすことこそ、何よりの不面目と心得よ」 茶々は、初は、そして…

エレGY

「はは、しょうがないな。人と違う生き方は苦しいことばっかりだぞ?」 先生の言葉は重い説得力を伴っていた。 「……でも、誰もしないような生き方をせんと、特別な存在にはなれない、ってな……がんばれよ」 とても疾走感のある小説でした。ああもう、なんて不…

魔道士の掟(5) 白く輝く剣―「真実の剣」シリーズ第1部

「魔法のもつ皮肉な点のひとつじゃな。成功を手にする前には失敗を受け入れねばならんとは。それに、魔法の重荷のひとつでもある。未来の希望を守るためには、その結果を受け入れなければならん。たとえそれが、ほかのものの死であったとしてもな。自分本位…

2011年4月26日の日記

昨日ちょっと早く寝た程度では、完全回復はしなかった。肩とか腰とかばっきばき。それでも頭痛はなくなったので、よかったよ……仕事は大変だったけれど。なんか今日は尻拭いばっかしてた。ああ自分の仕事が進まない……いっそ早く連休が来てくれちゃえば(ry)…

花物語

「やらずに後悔するほうがいいに決まってる」 「そうだな。私もそう思う。やって後悔するほうがいいなんてことを言うのは、『やってしまった後悔』の味を知らない、無責任な第三者の台詞だ」 だけど、と私は言う。 「だけど ― 一番いいのは、やって後悔しな…

素晴らしきソフィー

「でも、わたしは火の玉じゃないわ」 「いや、もっと適切な言葉がある。あなたは英国砲兵隊のウィニエイト大尉のロケット弾だ。次に何をするか、誰もわからない」 愛のない婚約やら、悪い人に騙された親戚やら、いろんな内情を抱えた一家に、やってきた破天…

2011年4月25日の日記

ま、一ヶ月に一回くらいは、bk1からポイントバックがあってもいいんじゃないかって思ってる。 window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0], t = window.twttr || {}; if (d.getElementById(id)) return t; js = d.cre…

魔道士の掟(4) 結ばれぬ宿命―「真実の剣」シリーズ第1部

「そうなるとわたしたちは、大勢の敵を相手にしていることになるわ」 「それもきわめて危険な連中をな。真実を見ようとしない愚か者は、致命的な敵になる。聴罪師として、このことはもう学んでいるのではないかな?」 愛する人だからこそ結ばれないというの…

キャットテイル アウトプット

「……やっぱり」 にっこりと、綴は微笑んだ。 「あなた、キャーティアなんですね?」 キャーティアである素性を隠して留学してきた女の子と護衛に雇われた男の子のお話。異なる文化に、戸惑うこともあるけれど、先輩や同級生、そして男の子にサポートされるこ…

2011年4月24日の日記

目が覚めたら体が痛い。Ustのせいか……プレから合わせると四時間、床に座って話をしていたら、そりゃ体が痛くなります。長時間、床に座っても、腰が痛くならない方法ってないかしら。昨日あまり本が読めなかったので、今日は読書な一日。最近読み進めてる真実…

魔道士の掟(3) 裏切りの予言―「真実の剣」シリーズ第1部

「お願い、ショータ。わたしを殺して。そうしなければだめよ。わたしはリチャードを守ると誓ったの。ラールを阻止するために。お願い」彼女はむせび泣いた。「それしか方法はないわ。わたしを殺さなければだめよ」 「それはできないわ」ショータはささやいた…

2011年4月23日の日記

目が覚めたら嵐だった。おのれ、こんこんめ。 今日は第二回でるコモUstの日。18時からプレ放送をするので、それまでにたどり着けばいいやと、15時半着を目指したけど、いろいろあって、16時過ぎてた。でも、こんこんさんを拾えたので、いいタイミングとも言…

名探偵に薔薇を

「なら瀬川、お前は何を期待して生きてるんだ?」 瀬川は煙草をくわえた。火はつけない。 「昔、祈ったこともあった」 呟くように続ける。 「それきりだ」 もう、何がなんだか。第一部のメルヘン小人地獄の見たて殺人事件は、鮮やかな解決を見せて心踊らせて…

魔道士の掟(2) 魔法の地へ―「真実の剣」シリーズ第1部

「リチャード・サイファー、あなたにはわたしの気分をよくしてくれるおかしな才能があるわね。たとえわたしの死を語っているときでも」 「友だちっていうのは、そのためにいるんだよ」 「ありえない」と言われているけれど、リチャードとカーランの距離にき…

2011年4月22日の日記

よく考えたら、五連勤は久しぶりだった。四月に入って初めてだ。今日が上司と面談のある日だってことをすっかり忘れていました。焦ってものすごく適当なことを言って気がするけれど、乗り切ったのでよしとしよう。ちょうどいいタイミングで地震がきたと思っ…

火の国、風の国物語(12) 傑士相求

「アレスさまが目の前の人々を救い、ジェレイドさまが十年後の人々を救えばいいんじゃないでしょうか」 待ってました、武と智が手を組むこの時を!それぞれの目的を叶えるためにはそれしかないとわかっていたけれど、それでも熱くなるものがある。みなに支え…

魔道士の掟(1) 探求者の誓い―「真実の剣」シリーズ第1部

「どうやって答えを見つけるかはまったく重要ではない。大事なのはそれを見つけるということだけじゃ」 森で出会ったミステリアスな女に興味をひかれて、そんな彼女と友だちになって手を貸していくうちに、当事者の一人になっていくという展開は、予想通りの…

2011年4月21日の日記

朝ぽんぽんぺいんで目が覚めた。なんですか、冷えたんですか。これはいかんとちょっと厚着していったら暑かった。どうしろと。仕事してても、なんか集中できなかった気がしないでもないですが、やることはやっていたので、集中しててもしてなくても、あまり…

サクラコ・アトミカ

「信じられる?」 「なにを?」 「ぼくと一緒に海へ行く未来を」 「信じられる」 サクラコは真面目に返事した。 「おんしと一緒の未来を」 作られた無敵の少年と、美しすぎる姫のボーイ・ミーツ・ガール。言葉を重ねるごとに思いが募り、心があることを実感…

私たちが星座を盗んだ理由

「首飾り座を盗んだのは、夕兄ちゃんでしょう?」 「そう、僕が盗んだんだ」 二十年間ずっと、私を悩ませ続けた謎。 「一体、どうやって星座を夜空から消したの?」 短篇集。どれもこれも、ラストが印象的なお話です。時にひと言が心をえぐり、時に記号が現…

2011年4月20日の日記

四月も下旬になろうというのに、妙に寒い一日で、もしかしてこんこんさんが、東京に遠征してるのでは勘違いしそうになりました(参考: 全盛期のこんこん「夏なのに雪を降らせた」)。そういえば、えそらたんがアキバBlog公認で男の娘になってた。 絵空事の最…

羽月莉音の帝国(7)

「……お、お父さん」 「さあ行くんだ、莉音」 「……でも」 「フラフラするんじゃない。他人を犠牲にしてでも成し遂げたい目標があるのなら、自分の犠牲も顧みちゃいけない。覚悟を持て」 革命部VSロシア。宇宙ロケット成功を受けて、命がけの逃亡劇へと移り変…