2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

百億の魔女語り(3) なんでこんなに不思議な妹ばかりなの?

誘拐か失踪かで揺れていたアルトは、なんと答えていいかわからなかった。 疾走だとしても、わからないことだらけだ。 いったいなぜ?目覚めないはずなのにどうやって?妹は今どこで何をしている? 妹の行方を探していたら、こんなにも話が動くとは!もどかし…

聖グリセルダ学院の祭典

「俺の評判なんかどうでもいい。それより、おまえが退学になったら困るんだよ」 「え?」 意外な言葉にティエサは目を瞬く。 「困るってなんで?どう困るの?」 いやー楽しかった。積極的な片思いの人たちは空回りが多く、両思いな人たちは言葉が足らないと…

2011年5月31日の日記

いつだって、きっかけはこんこんさんです。 ネタにするしかないとその場で思った ちなみに、DkKアンソロは、こんな話ばかりじゃなくて、ちゃんと青春してたり、バトルものな熱さを思わせる作品もあります。むしろそういうお話のほうが多いです。ちょっと、当…

霧こそ闇の

「おれと狭霧は、荷車の両輪のようなものだな」 義伯の声は、眠たそうではあったが弱くはなかった。 「狭霧が物の怪を見つけ出し、おれは、病で傷んだ体を治してやる。両方そろわねば、病者は健やかにならんのだ」 読み終わった時に、じんわりと涙が浮かんで…

プリンセスハーツ 〜たとえ遠くはなれていてもの巻〜

「かわいそうね。あなたも私も。四年ずっと待っていたのに。たとえ遠く離れていても、きっと忘れないで約束を果たしてくれると信じていた。でも四年というときは短くはないのね」 ぎゃー!→ 感想

2011年5月30日の日記

夜中にDkKアンソロの表紙カラーイラストがあがってた。ほぼ完成版のようです。むきゃ。寝起きに見ると、あれだ、このでるたむかつく。 皆それぞれ、あれがいいこれがいいと言っておりますが、さりげなくバラバラなので(っていうか、どれもいいのよね)、編…

魔都の聖戦(4) 永遠の絆 ―「真実の剣」シリーズ第3部

「わたしはわが家の隅っこに縮こまって死ぬつもりはないわ、リチャード。自分の命は自分で戦って守ります。わたしを怒鳴るのはやめて」 「それでは一緒に死ぬとしようか、わが女王」 毎回のことながら、部の完結編は怒涛の展開ですね。闇の信徒が宮殿に戻っ…

2011年5月29日の日記

今日も大雨だけど、映画を見に行くことに。 先日のアリスへ行った人が、レッドバロン良かったよと言っていて、気になったから、公式ページを見に行ったら、今度の金曜日までしかやってない。つまりは、今日見るしかない。 でも雨だしなーと思っていたら、見…

桜嵐恋絵巻 〜夢咲くころ〜

「あのな、いくら無風流な俺でも、蛍ぐらいは静かに見たいぞ。そういうときは、絶対そなたと一緒に見るのが一番なんだ」 「わたくし……」 「って言っても、別に蛍だけじゃないな。何を見るにしても、結局はそなたと見たいんだ、俺は」 ふたりが付き合いだした…

GOSICKs(4) 冬のサクリファイス

「わたしは、久城、君といつまでもこうして退屈と遊んでいたかったのだがなぁ」 かつて起きた事件の裏側を描きつつ、ああ、終わりが近付いているんだなということが、ひしひしと伝わってくる短編集。この地を離れる人たちと、離れることができないヴィクトリ…

2011年5月28日の日記

午前三時まで日記書いてました。ばかじゃねーの。 リズムが崩れているせいか、寝不足気味に目が覚めてしまうから、またリズムが崩れるわけで。うーむ。困ったと思ったけど、まだ土曜日じゃん。うん、大丈夫きっとなんとかなる。 ということで、昨日借りた漫…

僕は友達が少ない(6)

「ふんっ……いいだろう。隣人部は、今年の文化祭に参加する。リア充になったときの練習とはいえ、半端なことはしない。我らの力で、部下祭を満喫するリア充どもを地獄にたたき落としてやるぞ!」 「……いや、地獄にたたき落としちゃ駄目だろ」 話が進まないの…

5月27日の日記

寝たのが二時すぎていたのに、目が覚めたのは、七時前でした。もうちょっとがんばろうぜ……と思っていたけれど、起きてしまったなら仕方ない。でも、気づくと感想とか書いてる自分はどうかと思った。 とりあえず、休みとはいえ、夕方から出かけるので、あとで…

魔都の聖戦(3) 密使ムリスウィズ―「真実の剣」シリーズ第3部

「運命はわしらに同意を求めようとはせんものじゃよ」 夢魔によって操られていく人たちの行く末がいかにもあれだ。宮殿組も大変な目に遭い、カーランたちも……良かれと思ったことが裏目に出ていくことで、危険が増していくばかりですが、ここをどう切り抜けて…

だから僕は、Hができない。 死神と人生保障

「ふっ、色々お節介してきたけど、ご褒美を貰ったことはありませんっ!てか、相合傘だって幼馴染と以外は、あれが初めてだぞ!」 「ちょ、そ、そんな言い方はやめてよっ。なんか、その、照れるじゃない!」 これはニヤニヤ楽しかった。スケベだけど、女の子…

2011年5月26日の日記

なんか、学生Dk話が乱立してる……っていうか、たかひなさん、あなた何してるんですか。きよラノで死にそうになってるのに、もう(ふんふん) こんこん「やまなしおちなしやるきなし」 たかひな「Dk部へようこそ。」 あともうひとつあるけど、まあなんだ。良い…

ある日、月の夜に。 ―わがままな魔女と人狼の騎士―

「お前だけだ。俺を、俺の目を、ちゃんと見ながら話しかけてきたのは」 これは楽しかった。肩肘ばっかり張っている少女と、彼女の傍で、何かと世話を焼いてあげる半人狼の主従カップルは、本人たちは口喧嘩してても、外から見ると、甘えてることがわかるから…

魔都の聖戦(2) 夢魔の暗躍―「真実の剣」シリーズ第3部

「予言に出てくる院長は、あなたじゃありません。誰かはわかりませんが、あなたではないんです」 「ウォレン、思っていたほど悪くない知らせだわ。少なくとも、園恐ろしいことをするのはわたしではないんだから」 「ヴァーナ、ほかの誰かが院長だということ…

2011年5月25日の日記

こんこん、マジこんこん! どうでもいいけど、「ほれほれ、はやく」の意味が読み取れない人は、ちょっとおかしいと思います。 「今更らのさい読んどけばよかったかなあ、と思う。」と言ってたので、仕方ないから今度持って行ってあげようかと思ったけど、僕…

変態王子と笑わない猫。(3)

「少しきつく当たりすぎていたかもしれません。反省するです。わたしは先輩がどんな人だろうと、いつも先輩の味方だということ、覚えておいてください」 女の子たちはみんな可愛いかったけど、ちょっとごちゃごちゃしてたかなー。→ 感想

茨姫は嘘をつく。

「あなたは、どうしてもセルツァが気に入らないみたいだけど……そんなにセルツァが本当はいい人じゃ、困る?」 まさか行く先々に女がいるような卒の無いセルツァが、女の子にやられてしまうなんてね!はじめは反発してた少女が、助けてあげたことから懐いて、…

2011年5月24日の日記

腕時計の日付が23日になってたんですけど、僕は五月に入ってから、どんな生活をしていたんだ?朝から雨で憂鬱でしたが、昼ぐらいから天気が良くなって、職場の席も明かるくなりました。節電も良いけど、外が暗いときぐらい、電気つけさせてくれませんかね!…

キミとは致命的なズレがある

『この手紙の差出人を見つけてください。さもなくばあなたは不幸になります』 うーん、悪くはないんだけど、どうにも微妙だった。→ 感想

魔都の聖戦(1) 大将軍の野望―「真実の剣」シリーズ第3部

「わたしたちがこんな目にあっているのは、あの<探求者>のせいです。必ずや、彼の才と命、そして魂で、わたしたちに償いをさせてやりましょう」 まさかリチャードがさんがこんな手に出るとは!どっちが悪党なんだか分からなくなってきたよ。これは続きがと…

2011年5月23日の日記

学園DkKが流行ってる。コモリさんが何かやってる!読んだ人たちが、「コモリァ!」と乱舞してました。この流れはどこまで感染していくのかしら。Dkアンソロの締め切りは、五月末ですので、皆様よろしく。そんな朝に喜んでいたら、人身事故の影響で、一時間ほ…

死にたい騎士の不運<アンラッキー>

「教えてよ、グランツさん、どうやったら俺は、あなたがあなたの王を愛したみたいに、誰かのことを愛せるの。どうやったら俺は一人じゃなくなるの。誰も俺のことを見てくれない世界で、どうやったら平気で生きていけるんだ。お願いだから俺に教えて」 背負う…

こうして彼は屋上を燃やすことにした

「僕らももうすぐ自殺するんです。もちろん、復讐してからだけどね」 この人たち、変だ。 「一緒にやりません?復讐。死ぬのはそのあとでも遅くないでしょう?」 心に傷を追った子たちが、ここしかないという居場所・屋上で出会って、前を向くようになるお話…

5月22日の日記

朝、地震で目が覚める。昨日寝るのが遅かったので、朝はゆっくりしようと思ってたのに、一時間半も早く起きることになりました。体バッキバキ。 今日は、午前中ゆのカフェ、午後はボドゲという予定。 同じような行動をすることひとさん、まひさん、かびぼう…

神曲奏界ポリフォニカ ウィズアウト・ホワイト

「あとは、あなたに任せますわ、ランディ」 「なに……」 「わたしははじめから、この世界の覇権もグローリアナーも、もちろん精霊島もどうでもいいのですよ。だから、あとはあなたの好きになさって結構です」 押しも押されて、絶望的な状況に。ラスボスがとて…

魔法書の姫は恋をする はじまりのキス

「人に興味をもつのはいいことだよ。背表紙だけ眺めていた本を、手に取って開いてみるのと同じだ。まずは手に取らなくては始まらない。そして読んでみれば、数ある本の中の一冊が、自分にとってかけがえのない一冊になるかもしれない」 「……」 「さて、アレ…