嘘つきは姫君のはじまり 少年たちの恋戦

「そばにいても苦しいばかりと京を離れましたのに、面影は薄れることもなく……これ以上は逃げる場所もありません。どこへいっても、どれだけ遠く京から離れても……こころに浮かぶその面影そのかたへの想いからは、どのようにしても逃げられないとわかったのですもの」

「真幸VS次郎君」という帯をみたら、そりゃもう期待しないわけが!次郎君、有子姫、真幸、そして宮子。それぞれの思いが切々と見えて、きゅんとなる。ぐるぐると回る思考の末に辿り着いたのは……厳しいな。これを罰とは言いたくないけれど、また悩む日々となるでしょう。つ、続きを……連続刊行とかしないでいいから、もうチョット早く次を……→ 感想