ぼくは物忘れが激しい

家族団らん中に「小学校のときドコドコに家族で出かけた」なんて思い出話が出てきてもたいてい覚えていない。人様の名前なんて簡単に忘れるし、顔と名前が一致しないなんてしょっちゅう。
そんな記憶力の無さのおかげで、同じ本を何度読んでも同じように楽しめるという利点(?)がある。
逆に読んだことがある本について「おもしろかった」「つまんなかった」ということは覚えていても、どんなストーリィだったかを覚えていないことがある。


2001年ぐらいから Web サイトを開設していて、毎日のように日記を書いていたし、そのころから読書記録はつけていたけれど、当時は「読んだ」「おもしろかった」ぐらいしかつけていなかったので、それだと内容はあまり覚えていないことが多い。
最近では(今年入ってから)、日記内で詳細な読書記録をつけ始めているせいかわりと覚えていることが多い。書こうと思って読んでるから印象に残ってるんだろう。
ある意味、純粋に楽しめてないかもしれないけれど、覚えているということはいいことだ。


ならば、過去の作品をもう一度読み返して読書記録をつけるのもいいんじゃないかと思い始めたりしている。本棚を整理するという観点からもこれは悪くない考えのはず。


というわけで、これからちょっとずつ過去作読み返しを計ろうと思っております。
読み返すとなると、気に入ってる人が中心になるけど、まずは、誰からいこうかなあ。