2008-01-01から1年間の記事一覧

彼女は戦争妖精(2)

「常葉はえらい」 「どこが……っ」 黒髪に触れる少女の手を握り締め、常葉は声を詰まらせた。 「わたしは……卑劣な人間なんだ!こんなこと誰にもいえない、いいたくない!おばあさまにも、先生にも、宮本にも。だけど、きみだけはいっておかねばならないから………

行く年来る年

大整理再び 朝起きたら体中が痛い。ここまで体を駆使して掃除していたとは……(運動不足を棚に上げる発言)。 いっそ今日はごろごろ読書しててもいいじゃね?と思わなくもなかったですが、いかんせん、寝てるときの頭の真横に、単行本が積み上がってるのは精…

創立!? 三ツ星生徒会(1) そのとき恋3がはじまった

今まで繰り返されてきた、反発・諍い・罵詈雑言。 その裏にある計り知れない痛みが、いまの二人から透けて見えてくるようで、なんだか胸が詰まった。 なんで、僕はいままで一度も考えなかったんだろう。自分が二人の立場に置かれたら、どう思うのかって。 三…

ラノベらーにお勧めする美少女文庫

昨日のオフ会の話題。ラノベらーというよりは、上等シリーズ読んでる人向けって感じですけど。 先生はボディガード!―Secret Teacher (美少女文庫) ひょんなことから軍事機密をめぐる争いに巻き込まれた主人公の元に、ボディガードとしてとある国の諜報部のお…

ご褒美にポメラを

前々からほしいと思ってたけど、どこにも売ってなかったのでしょぼーんとしてたら、id:getsuki-12さんが「オレンジならAmazonで売ってるよ!」と教えてくれたので、さっそくポチっとな。 KINGJIM デジタルメモ「ポメラ」 DM10オレ トワイライトオレンジ 明日…

大整理

歩くたびにタワーが崩れるってのは精神衛生上よろしくないので、本の整理を始めることにした。未読と既読と借りてる本と処分する本と。全部混ざり合ってるところがやばい。丸一日かけても、仕事始めまでに終わらないんだろうなあ、と予想されるせいかやる気…

戦嬢の交響曲 6

「わたくしたちの大事な仲間です!敷波さんはなくてはならない人なんです!寝食を忘れて鍛錬し、新しいメソッドを授けてくれました。章義舎がどれだけ助けられたことか……!」 「古盾」 「愚弄なさらないでください。八班、章義舎全体、なによりわたくしに対…

仕事納めと平和オフ

最終日にlock氏が休むとは思わなかったぜ……。意外な展開&いつもより大変だったりして、かなりギリギリだった。納会なんか出てる場合か!とはいえ、新参者ですから、軽く挨拶しつつ、飲まされつつ(ジュースだけど)、なんとか抜け出して、平和オフに向かう。今…

魔女の生徒会長(4) 絶叫メリーゴーランド

「だけど。馬鹿だけど。うちも負けるわけにはいかない。いつも信じてもらえないけど、うちだって必死なんだ」 怖いくらい真摯に、ちいさく囁いた。 「悪魔は人間には負けない。そう信じて、思い込んで、今日、うちらは勝利する」 解けた魔法が甘さを見せなが…

“文学少女”と恋する挿話集(1)

「ねぇ姫倉さん。前に、ドアを開けても、そこから出て行かないかぎり景色は変わらないって言ったでしょう?冬が終わるまで、部屋の中でじりじりしながら、無駄で退屈な時間を過ごさなきゃならないって。 けどね、わたしは、ドアのこちら側から外の景色を眺め…

トンボさん撃墜ボドゲ大会

集まったのは……12人だっけ?飛び入りでちょこっとだけ平和さんもきてくれました。テーブル別だったので、一緒に遊べませんでしたけど。べ、別に、平和さんが気になってるわけじゃないんだからね! まあいいや。 コロレットやったり(何気に二連勝!)、ブク…

不全世界の創造手

「頼む」 骨が折れそうなほど強く握って、オログが祈るように目を閉じた。 「やってくれ。呼んでくれ。杭を突き刺すロバではなく、泉を掘るその子馬を」 楽しかった。物を作るっていいですね! → 感想

マリア様がみてる ハロー グッバイ

「私、ここにいるのは全在校生の代表で、いわば由乃さんの代わりなんですよね」 「うん?」 なんで、この場合一番適当な言葉を返させていただきます」 ちさとは、キョトンとしている令さまに向かって声を絞り出した。 「『令ちゃんのばか』」 祥子さまの卒業…

本日の購入本

ルルルやスニーカーはともかくとして、もうウィングス文庫出てるのかよ!10日発売なのに!さすがに電撃は……ないか。[Amazon][bk1][Amazon][bk1][Amazon][bk1][Amazon][bk1][Amazon][bk1][Amazon][bk1][Amazon][bk1][Amazon][bk1][Amazon][bk1]

寝すぎてつらい

昨日から寒さがきびしいですね。といっても、昨日はそんな寒さ感じなかったんですけど(飲みの場が暑すぎたせいで、夜道はむしろ心地よいぐらいだった)、今日はふとんのなかで、ガクブルしまくりでした。 で、布団の中に入ってたら、うとうとして……。気づけ…

竜の夢見る街で(1)

「降参。わからないから教えてよ。なんであんなことになってるの」 「呪いだ」 ランプトンは言った。 「呪いが私をこんな姿にしたんだ」 楽しかった!人間嫌いなのに気になる人間ができてしまう過程がいいです。それにしてもこのアパートの住人は個性豊かだ…

ブログカードが届いてた

オフ会に行くと、名刺やらブログカードをもらうこともあり、そのときは自分でも作ろうかなーと思うものの、いつもそのまま忘れてしまうんですが、たまたま休みの日に、twitterのTL上にブログカード話が流れてて、これ幸いと注文してみました。「DECOCA」で。…

忘年会

ふつう忘年会ってもっと前にやるんじゃ……と思ったりしましたが、まあ、みなさんの都合がつかなかったのでしょう。いつだって暇な僕と一緒にしちゃまずいですね、ええそうですかそうですか。 というわけで、今日は職場の忘年会。わりと歳の差を感じる部署だっ…

聖鐘の乙女 黒猫と白の女王

「よかった」 サリアンはにっこりと微笑む。黄金の笑顔。 「猫が好きなくらいで、君に嫌われたら困ってしまうから」 ちょー楽しい!王子様はやっぱり王子様だよ!思わずごろごろしまくったお話でした。 → 感想

この広い世界にふたりぼっち(2) 人形カラシニコフ

「私としたことが、すっかり忘れていました」 眉根を寄せる委員長、パールホワイトのメガネフレームと、小さな顔と、全部が夕日に染まった。 血の雨を、浴びたようだった。 「私は、異邦人で、旅人で、客人で―決して、街の住人ではない」 やっぱりこの作品の…

おれ、この仕事が終わったら、たくさん本読むんだ……

あと三営業日というぎりぎりになってからドタバタしてきた。積極的に突っつかなかった自分たちが悪いということか。こうなると年末年始体制そのものが憎らしく思える。おかげで、今日は本を一冊も読み終わることがなくて、ストレスがたまることたまること。 …

ちょー葬送行進曲

……早く、こんなことが終わらないかな。 みんなで暮らしていたいな。 眠る前には、ダイヤモンドのキスが欲しいな。 ちょーシリーズらしい楽しさがいっぱいでした。個人的にはもうちょっと甘くなってくれるとうふふだったんですけどねー。 → 感想

きゅーきゅーキュート!9

「負けないでっ!」 後ろから、巴の叫びが聞こえてきた。 理刀は右拳を空に突き上げ、こたえにした。 『本物の走りを見せてやろう』 好きな人のためにがんばる女の子が良かった。で、まだ続くのか。いったいどういう決着をつけるのか気になります。 → 感想

正月用ゲーム

毎年、年始に親戚一同が集まるんですが、歳をとった大人どもは酒に明け暮れ、チビっ子たちは走り回ってるので、中間の年齢層は、なかなか、こう、暇をもてあますってわけでもないけど、だらだらだべってるだけで終わってることが多い。それはそれでいいんだ…

New vaio?

SONY の vaio のページに、なにやら魅力的な製品らしいFlashが流れてますね。女性がハンドバックから取り出せるサイズの Mobile かー。僕がそもそもモバイル系に魅力を感じたのは、C1だったので、vaioにはちょっとした思いがあったりするので、大いに気にな…

メリー

仕事が終わって、職場から駅まで道のりで、今日がクリスマス・イヴであることを実感しました。カップルだらけじゃんよ。こういうイベントの時がんばる人ってすごいな、と素直に感心してる時点でダメなのかもしれない。ま、そのうち気力ができたらね(そのう…

ANGEL+DIVE 3.LOVENDER

「待っててくれてもいいし、待っててくれなくてもいいです」 手をのばしてコップを床に置く間も、彼は春から目をそらさなかった。 「俺は勝手に追いかけますから」 一、二巻をすべて飲み込んで明らかになるラストの驚愕!これはすごい。ほんと面白かった。第…

緋弾のアリア(2) 燃える銀水

「嬉しいのかい?」 「……バ、バカキンジ……!あ、あんた……スーパーモードでもバカ……バカ……!」 「答えて。アリアの気持ちを確かめたい」 「……………………ちょ、ちょっと……ちょっと嬉しい。で、でもちょっとだからねっ!」 武装巫女・白雪のターン!二人がいい感じ…

LUV MACHINES買った

昨日の寒さがこたえたのか、お布団から出たくないモードでした。PCに向かうのもだるかったので、感想も書かずに読書してた半日。午後になったら、荷物が届く。「bk1から荷物がきたんじゃないの?」と家族から言われるのはどうかと思ったけど、届いたのはPCで…

レプリカ・ガーデン 水葬王と銀朱の乙女

「でも、ひとを愛するのは苦しいです。だって、結局失うじゃないですか。私は、愛したひととは永遠にしあわせに、ずっとずっと一緒にいたい。でも、永遠なんて無理ですよね?」 あー、惜しい。ほんと惜しい。あそこさえ気にならなければ、ごろごろしまくれる…