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カイザー養成学園 君は世界を支配する。

「貴様も……今にわかる!ここに一年、いや、半年もいれば、発狂したほうがどれだけマシかわかってくる!爽矢・E・シャフトのように、お前もさっさと、くたばりやがれ!」 うーん、なんか、読みづらい話だったなあ。乗り切れないまま、最後まで行ってしまった…

死神姫の再婚 誰にも言えない初恋の君

「取り返す」 囚われのお姫様を救い出すのは、いつだって王子様の役目なのだ。 「絶対に、取り返す。だから……、待っていてくれ」 アリシアの向こうっ気がとても楽しい、けど、どんどんとひどいことになってるな……大きく話が動かないからもどかしいけれど、次…

ドS魔女の×××

「ハハ、わたしがS?」 わたしは箒を手にした。 「違うぞ」 そして、わたしはこう言った。 「―ドSだ」 期待してたら、そんなエロくなくて大変残念だった。→ 感想

美少女を嫌いなこれだけの理由

「さっき言ったろ、爺さん」 「ここで逃げたら、美少女じゃねえ」 文章が合わなくてきつかった。設定は面白いんだけどなー。→ 感想

シロクロネクロ(2)

……駄目だ、呼吸が整わない。 怖いのだ。私は怖がっている。死ぬことも、苦しいことも怖い。覚悟を決めたはずなのに怖い。いつも怖い。怖かった。でも今は……あの家に帰れなくなることが、一番怖い。 絶体絶命大ピンチのときに、さっそうと現れた主人公のシー…

斬光のバーンエルラ(3)

「わかった?」 「……ええ」 ティナはレネの横顔を見て、唇をかんで小さくうなずいた。 「自分の気持を他人に気づかされるなんてね」 うーん、ちょっと展開が速いかなあ。話がさくさくと進んでしまうから、物足りなく思いました。心が揺れるような状況は、も…

花物語

「やらずに後悔するほうがいいに決まってる」 「そうだな。私もそう思う。やって後悔するほうがいいなんてことを言うのは、『やってしまった後悔』の味を知らない、無責任な第三者の台詞だ」 だけど、と私は言う。 「だけど ― 一番いいのは、やって後悔しな…

みならい忍法帖 応用篇

「遺書だぜ、これ」 隼にいわれるまでもなく、美樹も雅士もとうにわかってる。 「なんだよ、二人とも深刻な顔して。いたずらに決まってるじゃないか、こんなの」 「きめつけないでよ」 「だって、美樹。パソコンに遺書だぜ。ゲーム感覚じゃないか」 「いたず…

思い出したくもない人生最悪の96時間

「俺は……。俺は、何も知らない。訪ねたときには、もう」 それを聞いた刑事たちは顔を見合わせた。 「もう少し、詳しく話を聞かせてもらえますかな?」 「任意だが、我々に協力したほうが、あんたのためだ」 「待ってくれ!俺を疑ってるのか?冗談じゃない!…

小春原日和の育成日記(2)

「今から一時間以内に、貴女たち新入生は信頼に足る友人を各々九人見つけなさい。見つけてそれらで十人のグループを作り、私に報告すること。見つけ方の手段は問いません。どんな方法でも構わないので必ず友人九人を集めること。ちなみにこれを達成できなけ…

本日の騎士ミロク(5)

「……俺じゃ、アイツに勝てないのか」 「ま、そーかもね」 あっさり肯定するディアートを睨む。だがディアートは顔色を変えず、 「けど、俺たちなら勝てるかもしれないだろ」 蘇る死者との戦い後編。姫を守る騎士たちが、信頼を通じて強くなっていく展開がい…

舞面真面とお面の女

箱を解き 石を解き 面を解け よきものが待っている 一代で財閥を築いた男の遺言を、曾孫たちが解くお話。箱、石、仮面。みっつのキーワードを追いながら、従姉妹の美女と謎の女子中学生に振り回される様は楽しかった。ただ、謎解きがなあ。いろいろもったい…

死神と桜ドライブ

「あなたみたいな女は、何度も同じことを繰り返すだけよ。死にたくなったら言いなさい。わたくしたちは、生きている価値のない死人のような人間の扱いも得意なの」 若い男に騙されて全てを失った女が、葬儀屋に拾われて、というお話。同じ過ちを繰り返すとは…

ダークサイド 闇と光のクリスマス

「彼が聞きたいのは、そういう答えじゃないと思うよ」 「ガキの癖にくだらないことを難しく考えるな。銃は撃つためにある。大事なのは、何を撃つのか、どうして撃つのか、本当に撃たなければならないのか、そこだ」 裏の仕事をする男が、女子高生の殺害と護…

GJ部

「ほっぺにちゅーは、アリですかナシですか?」 「う……、む……」 部長は変なうめきをあげて、考え始めた。 何十秒も悩みぬいたあげく 「う……。ううっ、あ……、アリっ」 四コマ漫画ならぬ四ページ小説。何をするというわけでもなく、部室で、御茶飲んだり、だべ…

這いよれ! ニャル子さん(4)

「ヒロ君も知ってると思うけど、この広い世の中には人智を超えた怪物とかが存在してるわけ。さっきのでっかいのも、その仲間ね。そういうのを退治するバイト」 「……その、邪神ハンターとかいうの?」 「あー。教授……母さんにお仕事くれる人はそう言われてる…

観 -KAN-

「聞け。祭りの順序だの、決まりごとだの、そのようなものはこの際、理にあらず。この場合、みごとな能をつくり、みごと披露し、いかに神を喜ばせ、見物にも恩恵を施しうるか。そのことのみが真理であり、それ以外の理などありえぬ。任性、芸とは生き物ぞ。…

ご主人さん&メイドさま ― 父さん母さん、ウチのメイドは頭が高いと怒ります

「たしかによぉ、メイドさんは主人に従うもんだ、尽くすもんだ。でもなあ、メイドさんは決して主人の奴隷じゃねえ!ましてや道具なんかじゃ絶対にねえ!ともに歩み、ともに尊重し、ともに萌え萌えし合う、大事な『パートナー』なんだよッ!それがわからねえ…

天穹のカムイ

「ごめんね。助けられなくて。辛い思いばかりさせちゃうのに。でも」 女の子の手が触れる。 だけど、タケルはその手を取ることができない。もう、動かない。 「あなたに死んでほしくないの。ごめんね、勝手ばかりだけど……願ってほしいの」 うーん。戦争の中…

鋼鉄の暗黒兎騎士

「あれから、もう十年になろうっていうのに……。なかなか忘れられないものね」 「無理して覚えとくことでもないが、無理して忘れることでもないさ」 「あんた……ときどき鋭いこと言うわね」 「おいおい、あたいはご主人さまより、ずっと長く生きてるんだぜ?」…

緋弾のアリア(5) 序曲の終止線

それにしても、皮肉な話だよ。 あの時はお前が俺を追い回してて……今は俺がお前を追ってる、なんてな。 「2回目ね、あんたと戦るのは」 同じことを思い出していたらしいアリアが、俺を睨みつけてくる。 「あのときは逃げたけど、今日は逃げないぜ」 なんてい…

鍵開けキリエと封緘師 小箱は開くのを待っている

「少年、何をためらっているんだ?君は言ったじゃないか。鍵があるなら―」 「開けるだけ……」 「わたしは君に新しい鍵をあげるだけだ。君が頷いてくれるならね」 雰囲気はいいんだけど、鍵開けの魅力が伝わってこなかったのが残念だなあ。背景とかいろいろ物…

パラダイスロスト

「質問させてくれ……人間離れしたスピード、握力七十五キロ、でっかい八木を片足で吹っ飛ばすパワー……お前なんで、そんなに強いんだ?」 うーん。平凡な高校生活を目指す割には切れやすいし、危険を顧みないし、そもそも降りかかる災難が……派手な事件が起こる…

死神のキョウ(3)

慌てて隣を見ると、キョウが俺から顔を背けながら手を絡めてきた。 「……キョウ……?」 「な、なによ。こうしたかったんでしょ?」 「いや、まあそうだけど、さっき拒否られたから嫌なのかなと思ってたんだけど……」 「……別に嫌じゃないわよ。ただ周りに人がい…

けんぷファー10 1/2

「なあ会長……」 「なあに?」 「どうしてあんなことすんだ」 「どんなこと?」 「その……足で」 「あなたが喜びそうだったから」 「喜ばねーよ!心臓が止まりそうになったじゃねえか」 「嘘ばっかり。気持ちよかったんでしょう」 コミカルな短編が二作と、雫…

てめぇら、とっとと金返せ! 魔術士オーフェン・無謀編(1)

「まあ、くわしくは言えないんだけどね」 「言えもしないものを運ばせたってわけかい」 「そうじゃなくて、言えもしないものを運ばれちまったのさ」 地人とドタバタするか、無能警官と事件を追うかのお話。ノリはいいけど、まあ普通。書き下ろしの塔時代のお…

蒼月流れて華が散る―絶華の姫

「琵遥の気持ちをあれこれ考える前に、お前はどうなんだよ、蒼翼」 「俺は……どうせ琵遥は……」 「自分の気持ちもぶつけずに相手の愛情だけ求めるな、馬鹿者」 思い合っているのにすれ違う様はよかったんだけど、そこに至るまでの過程が軽い……っていうか、カラ…

アラビアンズ・ロマンス 花嫁は王の腕で微睡む

「動物が好きなんですか?」 「権威や金を欲して群がる人間を相手にするより、よほど有意義だろう」 辟易としながらカルディールが応えた。 「だが、お前のことは、好ましく思える」 アラビアである理由があんま無い……。寧々が王子に惚れるのは分からなくは…

ガーディアン・ガーデン―乙女の守護者

「『分からない』って言ったらどんな反応するのか見てみたいってのが、正直な感想だが ― そんなこと言ったら、またグーで殴られちまいそうだな」 そのまま両手で頬を押さえるようにして、顔を近づける。 「目、閉じてろよ。で、息も止めるんだ。……そう、そん…

愛百合女学院へようこそ

「うふっ。濡れてきたわよ」 「はぅ?」 「悪い子ね、苺ちゃんは。新品のドレスを汚してしまうなんて」 いきなりコリコリし始めるくらいエロさ満載でした。傷ついた女の子が上級生のエロさと優しさに癒されていくお話なんだけど、麗しき生徒会長がエロさしか…