みならい忍法帖 応用篇

「遺書だぜ、これ」
隼にいわれるまでもなく、美樹も雅士もとうにわかってる。
「なんだよ、二人とも深刻な顔して。いたずらに決まってるじゃないか、こんなの」
「きめつけないでよ」
「だって、美樹。パソコンに遺書だぜ。ゲーム感覚じゃないか」
「いたずらなんかじゃない」

自殺しようとする少女を助ける為に東京中を駆け回るお話。美樹といるときよりもサヤカといるときのほうが隼は面白いなと思ったので、今回はちょっと物足りなかった(ほぼ美樹と行動してた)。忍者っぽさも薄れてたし。とはいえ、後半に入ってからの展開は結構面白かった。オチはひどいけどw→ 感想