ライトノベル2006年上半期マイベスト10
ラノベサイト杯の 5作を選ぼうと過去の感想をひっぱりだしてみた。
2006年の上半期に読んだ本は 352冊。うちライトノベルは 293 冊。このうち上半期に出版された作品は 229 冊。
いい作品が多かったので、5つ選ぶのは大変。
どうせならと、ラノベサイト杯に併せて、 2006年のライトノベル上半期マイベスト10 を作成してみた。
まずは「2006年上半期ライトノベルサイト杯」投票。
【06上期ラノベ投票/4840115036】
【06上期ラノベ投票/4840234515】
【06上期ラノベ投票/4086302942】
【06上期ラノベ投票/4757726279】
【06上期ラノベ投票/4797335912】
で、マイベスト10 は以下のとおり*1。
以下、ざっと感想をば。
「侵略する少女と嘘の庭」
ミステリアスな少女に思いっきり惹かれました。文句なしで清水マリコ最高傑作。
感想
「狼と香辛料Ⅱ」
Ⅰ、Ⅱのどちらもステキでしたが、Ⅱを選ぶのは、ホロとロレンスの掛け合いがとても楽しかったから。票が割れちゃうかも知れないと思ったけど、両方読んだ人ならⅡを選ぶ人が多いような予感。
感想
「戦う司書と黒蟻の迷宮」
強者を相手に戦うための準備やら駆け引きは見ごたえがあります。ちょい役にもドラマを持ってくる手腕がステキ。最強対最強が描かれる本作は、切なくも悲しい物語。
感想
「永遠のフローズンチョコレート」
読んでる最中の興奮は今でも覚えている。破壊力満点な快作。
感想
「お隣の魔法使い 始まりは一つの呪文」
この作品が出版されたことだけでも GA文庫が設立された意味はあったと思います。誰かれ構わず勧めたくなる作品です。
感想
「とらドラ!」
笑いとくすぐったさが止まらない極上のラブコメ。外で読むときは、にやけ顔を隠すためにマスクとサングラスが必要です。
感想
「ムシウタ 07.夢遊ぶ魔王」
心の叫びが聞こえるシリーズ。人の思いほど、強く、弱いものは無いと思わせてくれます。
感想
アンダカの怪造学Ⅲ デンジャラス・アイ
たくさんあるシリーズの中で、一番好きなシリーズです。第一部完となる本作は傑作。
感想
「逆襲の魔王 抗いし者たちの系譜」
先の先を読みあう展開に興奮し、その秀逸さに惚れました。今、一番注目している新人さんです。
感想
「盤上の四重奏 ガールズレビュー」
雰囲気の素晴らしさはピカイチ。エピローグで鳥肌が立ちました。
感想
こんな感じになるかな。
「ドラグネット・ミラージュ」のアンダーグラウンドな冒険小説といった雰囲気がたまらなくステキなんだけど、泣く泣く外しました。
感想
「オルフェの方舟 ブギーポップ・イントレランス」も良かったんだけど、ブギーポップにはついつい高いレベルを求めてしまうので、見送り。
感想
こうやって見ていくとシリーズものの途中の巻は選びにくいですね。って、僕だけかしら。