2006年下半期ライトノベルサイト杯 投票

まだ余裕があると思ったら、あと 3日?危なく過ぎるところだった。

というわけで、2006年下半期に読んだ本を見直す。2006-07-01 〜 2006-12-31 までに読んだ本は 385冊。うちライトノベルに分類されるのは 318冊。うち新刊は 270冊。うち単品と思わしき作品 86冊(つまりシリーズ作品は184冊)という内訳から選択しました。

皆がいれるような有名作品はとりあえずのけて、ランキングでは上位に来ないけど、お勧めだよね的な作品を選んでみました。つまりは「香辛料」と「文学少女」とかはみんな入れるだろうから、僕がオススメしなくてもいいかなとかそんな感じ。

ちなみに画像のリンク先は、感想ページです。

シリーズ部門

普通に 5作品選んだら
狼と香辛料〈3〉 - 支倉 凍砂“文学少女”と繋がれた愚者 - 野村 美月覇者の魔剣 - 三浦 良戦う司書と追想の魔女 - 山形 石雄銀盤カレイドスコープ vol.9 - 海原 零

あたりだけど、今回は以下のとおり。
お隣の魔法使い 不思議は二人の使い魔 - 篠崎 砂美神様のおきにいり (3) - 内山 靖二郎哀しみキメラ〈3〉 - 来楽 零天使は結果オーライ - 野尻 抱介銀盤カレイドスコープ vol.9 - 海原 零

GAではポリフォニカシリーズばかりが目立ちますが「お隣の魔法使い」を忘れないでと言いたい。上半期でも投票したけど、下半期でも推しとく。
MF文庫Jはいいものがそろってて選ぶの大変。「ネクラ少女」「神様のおきにいり」「ぷいぷい」「桜乃きらほ」とどれにしようか迷いましたが、ほのぼのさを取って「神様のおきにいり」で。
実は「哀しみキメラ」はかなりいい。2作目、3作目と面白くなっております。次でラストなので、途中で止まってる人はぜひ。
富士見ファンタジアでは「ロケットガール」がかなり良かった。この作品を読むことができて、心から良かったと思いました。ぜひ読んでもらいたいと言いたくなる宇宙を目指すお話。
2巻まででいいよ、というのもわかるけど、7巻以降の最終章があったからこそ、心に刻まれたんじゃないかなと思う「銀盤カレイドスコープ」。みんな入れてるけど、これは外せなかった。

そんな感じで。

【06下期ラノベ投票/複数/4797336188】
【06下期ラノベ投票/複数/4840117632】
【06下期ラノベ投票/複数/4840236402】
【06下期ラノベ投票/複数/482911875X】
【06下期ラノベ投票/複数/4086303310】

新人・新作

単純に五作品選ぶなら
煌夜祭 - 多崎 礼ユーフォリ・テクニカ―王立技術院物語 - 定金 伸治ゴールドベルグ変奏曲 HJ文庫 - 五代 ゆうクジラのソラ 01 - 瀬尾 つかさパレドゥレーヌ~薔薇の守護~ - 妹尾 ゆふ子

かな。どの作品も非常に面白かったですが、ライトノベルという視点*1から薦めるのであれば「パレドゥレーヌ」あたりです。たぶん、かなりの人が気に入ると思う。。

ただ、今回の投票は、今後もよろしく的な(続編が出るであろう)作品で投票してみることにする。

フレイアになりたい - 岡崎 裕信超鋼女セーラ - 寺田 とものり皇帝ペンギンが翔んだ空 - 祭紀 りゅーじダークエルフの口づけ―ソード・ワールド・ノベル - 川人 忠明ぼくらのみかたん。―黒森高校未科研です - 富永 浩史

戴天高校勝利部」と迷ったけど、青春ものとして個人的大ヒットな「フレイアになりたい」を推しとく。
超鋼女セーラ」のピュアラブさは、一部護くんに似ているけど*2、個人的にはこちらのほうが好み。
皇帝ペンギンが翔んだ空」は、お婆さんの啖呵をいまだに忘れられないので。こんなことって、そんなあるもんじゃないよ。何か別物語があるらしいけど、出てくれないかなあ。
以前から続くシリーズものかと思ったらそうじゃなかった「ダーク・エルフの口づけ」。ダークファンタジーの傑作を予感させてくれるだけに、今後が楽しみ。
ロボコンもの「ぼくらのみかたん。」も良かった。光画部的な部活動の楽しさを味わえます。って、富士見フを二つ取り上げるのもなんだけど、まあいいや。
ちょっと小粒かもしれないけど、個人的に気になるものということで。

【06下期ラノベ投票/単発/4086303183】
【06下期ラノベ投票/単発/4894254786】
【06下期ラノベ投票/単発/4840236119】
【06下期ラノベ投票/単発/4829118504】
【06下期ラノベ投票/単発/4829118830】


富士ミスは今回外れちゃったけど、入れるとしたら「空とタマ」かな。MFだったら「暗闇にヤギを探して」あたりが印象的だったかも。

*1:って何?と言われたら困るけど

*2:一部か?