2007年7月HJ文庫新刊案内

にゅーあきばこむのコンテンツ(のはず)である「おた☆すけ」で、7月の新刊5作品の書評が掲載されている。
まぁ広告枠みたいなものだと思うのだけど、意外と貴重かもしれないので紹介。

貴重なHJ文庫新刊全作品レビュー - 平和の温故知新@はてな

HJ文庫の新刊であれば、コンプしてるコウさんのところを見れば確実ですが、7月に限って言えば、実は僕もすべて読んで感想書いてたりするんです。

リンク先は感想ページです。

個人的なお勧めとしては「カッティング 〜Case of Mio〜」「SAS スペシャル・アナスタシア・サービス」あたり。リストカットする少女とのボーイミーツガールな「カッティング 〜Case of Mio〜」ですが、恋愛部分は素敵でした。点数をつけるとしたら、80点台後半ぐらい。
SAS スペシャル・アナスタシア・サービス」は、某国の王位継承者である妹を護衛しにきた三人の美少女たちとのアクション。フルメタ的要素もありつつ、独自のものも打ち出してて、面白い。80点台前半ぐらい。
たま◇なま 〜生物は、何故死なない?〜」は、宇宙人と彼女に体を改造された少年の恋愛もの。うまいとは思うけど、面白いとまではいかなかったので、70点ぐらい。でも、トンボさんhobo_kingさんは、評価高いみたい。

ちなみにノベルジャパン大賞を三作とも読んでるサイトでは、「カッティング」が一番評価高いような気がするんだけど、さてさて。

魔法の国から来た海兵隊員の女の子まりたんが、だらけた高校のヨット部を鍛えなおしていく「魔法の海兵隊員 ぴくせる☆まりたん」は、読み始めたとき、何ておバカなお話なんだろうと思ったけど、意外に面白かったりする。好んで薦めようとは思わないけど。50+10点ぐらい。

モデラーな二人の少年とドール好き少女が、ドリルが最強な地底世界に行ってという「螺旋の国の3ドリル」は、ドリルという言葉が出てこないページはないというぐらいドリルしてるお話です。モデラーさんやドリル好きは熱くなれるかも。これも好んで薦めようとは思わないけど、普通に楽しめるかな。60±10点ぐらい。

僕の点数付けはわりと甘いらしいので、適当に換算してください。+とか-は、ニュアンスで何となく感じてくれると助かります(誰が?)。

先日のStyle-Fの話もそうだったけど、紹介ってことを考えると各レーベルの新刊を読み終わったら、まとめたりするとわかりやすいのかなあと、ふと思った。まあ、全部読んでることって、あまりないから微妙かもしれないけど(7月の角川スニーカーは8冊中5冊だし)。

ちなみにガガガ文庫だとni-toさんが第一回配本第二回配本ともにコンプしてまとめてくれてます。すごい。