Sound Horizon メジャーデビュー5周年ファンクラブ祝賀祭にいってきた

昼の部と夜の部のどちらかということだったので、あんまり遅くなってもなあと昼の部を選択したわけですが(電車で二時間近くかかるんだもん)、これが微妙に罠だった。まさか出かける直前に水道管清掃の人が来るとは。しかもようやく駅に辿り着き、やってきた電車に乗ってみたら、目的駅より一つ手前までしか行かないとか、そんな些細な罠が、いくつも用意されていました。
今日は

maronu@deltazulu \ 呪われよ! /link
やられた気分。
会場である神奈川県民ホールは、関内から徒歩15分、日本大通り駅から5分ってことなんで、迷う可能性は極力避けようと、日本大通り駅まで行きました。よく考えたらここって、夏(帆船を見に行ったとき)に良く来てた駅じゃないか。だからといって、目的地までの道のりは分からないんだけど。
それでも、うろうろしてたら、黒い服着てる人たちが「県民ホールってこっちだよね」みたいな会話をしながら歩いていたので、こっそり後をつけて辿り着くことが出来た。ありがとう名も知らぬサンホラーさん。
で、県民ホールの大きさにそぐわないぐらいものすごい行列が出来ててびっくりしたけど、どうやら物販列らしい。どう考えても今から並んで買えるレベルじゃないので、適当に待ってたらスタンプ押す列は普通程度の列だったのでそっちに並んで押してきた。こんな感じでした。

で、会場10分前からようやく入場準備。整理番号順に並ばされる。すでに外は寒いんだけど、1200番台である僕は当分先。さみー、超さみー。がくがく震えながら待つこと30分ぐらいでようやく中に入れました。中に入っても列があり、そこで少々待ったけど、外ほどじゃなかった。
チケットに「会員証の提示を」なんて書いてあったから、いそいそと用意したけど、特に確認されることなく入れました。ちなみにチケットのもぎりは、シャツと交換で行われてた。男性は青、女性は赤だったけど、赤い方が格好良かったなあと思う。もしかしたら、並べばもらえたのだろうか?まあ、着る機会はないからいいけど。
自由席と言うことで、どこに座ろうか戸惑いましたが、前の方はほとんど埋まっているし、無理に前に行って角度が悪くなるよりかは、少々後ろに行っても見やすい方がいいだろうってことで、22列目あたりを選択する。考えてみたら、サンホライベントに一人で来るのは初めてだなあ。開演までの15分ぐらいがちょっと手持ちぶさただったけど、アグレッシブな人たちは、貰ったばかりのシャツに着替えてた。おまえらすごいよ。
開演10分前ぐらいになったら、いつものようにカミカミ王子のナレーションから始まる。第三次領拡の時とほぼ同じ内容だったけど、最後のオチは変えてて面白かった。そんなこんなで開演はほぼ定時。
二部構成になっていて、第一部は五年間を映像をみながら振り返えろう、第二部はラジオの公開録音という内容。
第一部の五年間の振り返りは、メジャーデビュー後を一年ずつ見ていきましたが、映像は主にDVDで出てるものが中心。たまに販売されていない、スタッフが撮ったモノっぽい微妙なクオリティのものや、写真などが公開されていました。僕がSHを知ったのは、ここ一年ほどなので、初っぱなの方のちょっとしたエピソードも楽しかった。その頃から追いかけてきてる人もちらほらいらっしゃいましたね。それにしても初めの頃の映像を見ると、みんな若いなあ。
ちなみに、リオンに乗って登場するというのは、初めての聖誕祭(「超」聖誕祭とか調子乗ってましたっていってた)かららしいですが、どうやら所属するキングレコードから、ROMANの売り上げが良かったってことで、ライオンの像を貰ったことからの連想なんだそうです。
一番楽しかったのは、浜名湖でやったというファンクラブイベントでしょうか。すっげー楽しそうな雰囲気だったなあ。「もう一度やりたい?」→「やりたーい(大合唱)」「費用どれくらいまでだったらだぜる?」には、五万の声が多かったような。10万ってのもいましたけどね。ただ、旅行になると、未成年の人が参加しにくくなるので、もうちょっとみんなで楽しめるものを模索してくと言ってました。
ちなみにこの浜名湖の頃は、MOIRA真っ最中だったようで、イベントの夜は曲作ってたから結構大変だったとか。きっとそれでホウキが飛んじゃったんですよね、陛下?
あと面白かったのは、第三次領土拡大遠征の陛下の登場シーンまとめ。横浜から始まって、全部の登場シーンだけをつなぎ合わせたものなんですが、音楽と登場の仕方が同じなのに、全部違う衣装だったので楽しかった。
五分ちょっとの映像、五分ちょっとの陛下の語りといった繰り返しは、ちょっと物足りなかったなあ。もうちょっといろいろ聞きたかったです。
第一部は陛下ひとりでやっていましたが、今日来られなかった人たちのビデオレターもありました。じまんぐ、MIKI、REMI、KAORI、YUUKI、霜月ハルカ、遠藤麻里、井上あずみ……ぐらいだったかな。それぞれが自分の好きな曲をあげてました。覚えてるのは、REMIが「Yield」(領拡で歌ったときの皆との一体感が忘れられないとか)、KAORIは「檻の中の遊戯」(初めて歌った曲で、この曲と共に大人っぽくなってるんじゃないかな)みたいな感じ。だいたいが自分が歌ってる歌だったように思います(うろ覚え)。誰があげたかは忘れちゃったけど、「見えざる腕」「StarDust」もあがってた。全員メッセージの最後には「sound horizon kingdom!」のポーズをしてたけど、じまんぐ以外の人がやると場内「かわいー」合唱。
ちなみにビデオレターじゃなかったけど、あっちゃんは「雷神の系譜」でした。亀ちゃんなんだっけ?
最後に、それぞれの年を象徴するものを会場の人にプレゼント。もちろん抽選。会員番号ではなく今座っている座席番号で。
一年目のアイテムは「アビスマスク」。近衛兵が持ってきたときの会場の騒ぎようったらなかったです。「犯罪には使わないでね」との陛下のお言葉でしたが、ええ、コレは欲しいですよ、ほんと。しかも抽選が始まって「1階22列」と言い出したときには、ドキドキでした。当たらなかったのがほんと残念でならない。
二年目以降は、「第一次領拡コート」「第二次領拡Tシャツ(サイン入り)」「ドリームポートの衣装」「ズボリンスキーのスコップ」でした。スコップ当たった人は、もって帰るの大変だろうなあ……
そんな感じで第一部は終わり。休憩無くそのまま第二部。
第二部は、司会者が登場。ラジオ用かな。音楽系ライターの方がふたり。アニカンでサンホラよく書いてるというトミタさんと、何に書いてる人かってのをちょっと聞き漏らしたけど、テッカンさんって人。それほどしゃべりはうまくなかったかな。むしろ陛下がいろいろ取り持ってたような……。まあいいや。
昼の部でやった公開録音は、ファンクラブでやったSHの好きな曲アンケートベスト10と、陛下への質問。
まずはベスト10からといって、普通にサビを流して司会の人が「この曲でした。どうですか陛下」みたいな流れだったんですが、「なんかみんなのノリがいつもと違う」と陛下が言い出して、「(曲が流れてる間)手拍子だけじゃなくて歌ってもいいよ」とリハに無いことを言い出したから、司会者が慌ててた。まあ、歌といっても数フレーズぐらいなんだけど、それをやるからサンホラーなんだよなあ。
凄いサンホラーと言えば、ランキングベスト3を発表したとき。「ここからはイントロクイズ形式で」と言いながら、一秒にも満たない一瞬だけ音楽(といえるか?)を聞かせて「さあ、分かった人?」と会場に聞いたら、大半の人が手を挙げるから鬼過ぎる。
ただ、タイトルは正確じゃないと「正解」と言って貰えませんでした。「超重力」→「それは正式なタイトルじゃないな−。次の人」→「即ち…光をも逃がさぬ暗黒の超重力」→「正解!」みたいな。覚えてられるか!
ちなみに11位から50位は、ざっと流されたけど、確認できるスピードじゃなかった。「えー」の大合唱。仕方なしに「何位がききたい?」と陛下がいって、会場内が言ったのが50位。あと流れで、49位と……47か48位を言ってた。

  • 48位(?)バロック
  • 49位 奴隷市場
  • 50位 神話の終焉

「奴隷市場がバロックよりも下……」とorz気味になってた陛下。
上位三曲は以下の通り。

  • 1位 朝と夜の物語
  • 2位 栄光の移動王国 The Glory Kingdom(「国歌」の回答は「違ってないけどーダメ」でした)
  • 3位 即ち…光をも逃がさぬ暗黒の超重力

陛下への質問は、たしかこんな感じだった(超うろおぼえ)

  • 「お笑い好き?芸人誰が好き?」(お笑い好き。好きな人おおいけど、ゴージャスの名を出してた)
  • 「SHに入るにはどうしたら?」(REVOにではなく、誰か他の人に必要にされる人になってください。そうすればいつか縁があるかも)
  • 「来年成人しますが、オススメのワインありますか」(甘い方が良いかなってことでデザートワインあげてた。陛下は甘いワインはあまり好みではないとか)
  • 「休みの日は何をしてますか」(休む日は休む。ただ、思いついたら曲を書くことはある)

いろいろあったけど、長くなるので割愛。
最後に11月21日から始まる「Across The Horizon」の紹介がありました。トレーラーのような感じで五分ほど映像が流れてましたが、すげーいい。冬の伝言とか一日目の様子も良かったけど、二日目もすごかった。声優の大塚明夫さんだっけ?その人も出てたし、みたい!と思いました。まあ、このあたりは、DVDにも収録される……よね?と思うんだけど、そのほか+αな映像もあるらしいです。さて、どうしようか。
で、第二部が終わった後は、ライブ終了後と同じで、陛下の一人語り。いま、映像の方の仕事をしてることから、サラウンドのすごさってのを語って、「今のCDでは情報量が少なくて、サラウンドに対応できないけど、時代が追いついたらサラウンドを利用した曲を作りたい」とか言ってた。
あとは、今後について。今の体制はいつまで続くか分からない。入れ替えあるかも。もしかしたら、自分を追求しすぎて誰もついてきてくれなくなるかもしれないけど、それでも自分の納得いく曲を作りたい、みたいなことを言ってました。

そんなファンクラブイベントでした。
楽しかったけど、疲れた……