図書館の神様

以前、ダ・ヴィンチや新聞の広告で見たときから気になっていた作品。
真面目で、何事にも真剣に取り組んできた主人公が、ある事件で心に傷を負い、
やさぐれてしまう。
大学を卒業し、1年だけ高校の講師として赴任した主人公は、文芸部の顧問を
やらされる事になった。
ずっとスポーツをやってきた主人公は、高校生がじっと本を読んで何が楽しいのか、
とやる気になれない。
しかし、唯一の文芸部員とのやり取りで、いつしか傷ついた心が……。


中盤から後半にかけての流れがすばらしい。
感動しました。
短い作品ではありますが、読んでよかった。


図書館の神様 - 瀬尾まいこ