モザイク

自衛隊員。看護婦の仕事を経て、現在は「移送屋」の主人公ミミ
。ある日、仕事の途中で「移送」をしていた少年に逃走される。
「渋谷の底が抜ける」という言葉を手がかりに探し回る、といった物語。


現代のほとんどの人間がも持ち歩いている携帯電話についてのお話や
電磁波、そしてお得意の精神的問題について。
いやあ、おもしろいじゃないですか。
ランディの作品って他はエッセイばっかりなので(文庫はね)、どうしようか迷う。
文芸書を買うのは、僕の主義に反するんですが……。
やっぱ文庫になるまで待とうっと。


モザイク - 田口ランディ