青く澄んでいく、この恋も未来も [amazon][bk1]

祖父の子供のころの恋の話を聞いた次の日、祖父は亡くなった。
なぜもっと真剣に聞いてあげられなかったんだろう。そのことが悔いとして残る歩。
やがて家族を亡くした歩は、親戚として同居している友のために一肌脱ぐことにした。
それは「運命の彼女」を探してあげること。
その友を幸せにしてあげることができたら、祖父とのことも・・・。
いやいやいや。意外に意外。甘ったるいお話かと思いきや全然そうではない。かなり僕好みでした。いい意味で裏切られた作品。前作も読むこと決定。

青く澄んでいく、この恋も未来も - 高瀬ユウヤ