ブランコのむこうで[amazon][bk1]

今日はなにかがおこりそうな気がする。

そんな少年は、自分にソックリな人間を見つけた。それはもうひとりの自分といっても過言ではないぐらい同じ顔をした人間。気になり追いかけているうちに、あるところに閉じ込められてしまう。それは夢の国だった・・・・・・。
亡くなった祖父が出てくる父親の夢、しゃべるふくろうやピンクの象が出てくる病院に入院している子供の夢、皇帝とし賛美されるリストラされたサラリーマンの夢、などなど、他人の夢を渡り歩く素敵な冒険の物語。
表紙に惹かれてなんとなく手にとってしまいましたが、期待通りのやさしいお話。200ページ程度の本なので、寝る前にちょっと読むのに最適かも。

ブランコのむこうで - 星新一