というわけで、ko(= psybaba) 氏より薦められた著者の作品。
自分が、同棲している相手がとったビデオを見ながら過去を振り返る「最後の息子」
まじめで親孝行だが愛する人に執着してしまう家族をもつ「破片」
高校の水泳部員の最後の大会を描いた「Water」
三つの作品からなる短編集。
読みやすく各シーンを鮮明に想像させる文章が素敵です。おかげでちょっと涙ぐんでしまいましたよ。
とっても素敵な青春小説。この著者は買い。
不思議な事に、僕は自分が実際に体験しても泣かないのに、映像や本の中の話になると泣けるようです。
なんか変だな。
