エマ (4) 【amazon】

自分の決意を元に仕事を続けるウィリアム。
ふとしたことから、エレノアの思いを知り、そして受け止めることを決意した。
すべては上流階級のために。
一方、新たな主人を持ったエマは、着実に周囲の信頼を得たが、どうしても溶け込めない。
そんな時、女主人の友人ミセス・トロロープの頼みで、彼女の息子の婚約パーティに侍女として参加することになったエマ。
だが、そこで待ち受けていたものは・・・・・・。


誰もが読めるであろう展開でありながら、こうまで心を揺すぶらされるとは!
登場人物が流す涙はほんとに重く感じる。
激しい動きがなくても、言葉がなくても、感情がダイレクトに伝わる絵は素晴らしい。
次で当分の間は続きが読めなくなるのが辛すぎる。
そんなシリーズ第四巻。


エマ (4) - 森薫