2005年ライトノベル新人作品評価調査結果

asagiharaさんのところで、2005年ライトノベル新人作品評価調査の結果が発表されてました。
一位の田村くんは、評価が高いだけじゃなくて読者数も多い。さすが、話題になっただけあるなあ。
読者数の第二位が、ちーちゃんってところが面白い。日日日作品の中でも異色だと思っていたので意外です(どれが異色じゃないのかと聞かれたら困るけど)。


ちなみに読者数順に並べると

読者数順 実際の順位 タイトル 読者数 備考
01 01 わたしたちの田村くん 71
02 14 ちーちゃんは悠久の向こう 60 第4回新風舎文庫大賞:文庫大賞
03 37 ルカ 楽園の囚われ人たち 58 第11回電撃小説大賞大賞
04 33 奇蹟の表現 55 第11回電撃小説大賞受賞銀賞
05 23 僕らはどこにも開かない 54
06 18 アンダカの怪造学 53 第8回角川学園小説大賞:優秀賞
06 25 狂乱家族日記 壱さつめ 53 第6回エンターブレインえんため大賞:佳作
08 05 戦う司書と恋する爆弾 52 第4回スーパーダッシュ小説新人賞・大賞
08 61 ひかりのまち 52 第11回電撃小説大賞金賞
10 04 クリスマス上等。 49 第1回MF文庫Jライトノベル新人賞審査員特別賞
11 03 白い花の舞い散る時間 44 2005年ロマン大賞佳作受賞
12 15 紅牙のルビーウルフ 43 第17回ファンタジア長編小説大賞準入賞
13 08 トリックスターズ 41
14 13 わたしの優しくない先輩 41 第1回恋愛小説コンテスト:ラブストーリー大賞
15 26 神様ゲーム カミハダレニイノルベキ 41 第8回角川学園小説大賞奨励賞
16 24 シリアスレイジ 40 第11回電撃小説大賞選考委員推奨賞

てな感じ(読者数が40以上の作品です)。間違いあったらごめんなさい。


新人賞ものが中心になるのは、何か肩書きがあったほうが手を出しやすいということでしょうね(ある意味、当然)。だからこそ賞ものでない(よね?)田村くんが評価でも読者数でもトップを飾ったってことはすごいなあ。
逆にひかりのまち電撃小説大賞の金賞ってことで読者数は結構いるんですけど、評価は低いですね。雰囲気は良かったと思いますが、推すほど来るものは無かったかもしれない。ルカも大賞ということで、同じように読者数は多いですが、評価は若干低めですねぇ。期待が大きかったのか、ほかの作品が良かったのか。
こうやってデータを見てると面白いなあ。


それにしても、大元のデータを見てみると評価が高いのに読んでない作品が結構ある。これはまた積む鹿。