ウェイズ事件簿3 深き闇の彼方へ

「行きなさい」
セイガは背後に向かってささやいた。
「大丈夫ですか?」
「老いたとはいえ、私はギルドの首領ですよ」
セイガが口元に笑みを浮かべる。
「たとえ真実がどうであれ、おまえは私の娘です。娘のことを信用しない親はいませんよ。おまえのやりたいようにやりなさい」

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