死神とチョコレート・パフェ 2

「調子悪いのか?……まさか、風邪!?だったら大変だぞ……」
ハッとなった神名はナギに近づいた。
「あ、い、いえ大丈夫です!そんなに心配しなくても―」
「バカ言うな!」
神名はナギの言葉を遮ると、途端に真剣な顔つきになった。
「いいか?今のお前には保険証がないんだぞ?」
「……え?」
「だから保険証がないんだ!お前が風邪引いて、病院に連れて行くことになったら診察料は一体いくらとられるかわからないだろ!?」
「なんですか、その理由は―っ!?」

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