2007-05-26 マージナル book 神崎紫電 小百合殺しを認めたということは、他の殺害も認めたも同然だ。 そして、次のターゲットは自分。しかも小百合の知人だと相手に知られている。 犯人は自分までたどり着くだろうか。自分は犯人より先に相手の素性を突き止めることができるのか? 京也は自分の顔を撫でて、初めて自分の口元が大きく三日月型に開かれていることに気がついた。 「私はこの状況で笑っているのか?」 もうちょっと狂気が見えてくれたら、さらに良かったと思う。 → 感想