エル・デオの眠れる王に クリセニアン夢語り 1

「ぼくも行くよ、アンジュ。お前と一緒に。お前が父上を心配なように、ぼくだって、父上が心配だ。反対したってだめだ。だって、ぼくも必要なはずだ。……そうだろ?そうじゃなければ、ぼくも呼ばれていない」 アンジュの表情が、固まった。 (そう……呼ばれたんだ、ぼくは、エル・デオに。エル・デオの眠れる王に)

一冊丸々序章みたいな感じですが、ぜったい次が面白くなる。そんな予感をさせてくれるお話でした。→ 感想