ピュアフル文庫に注目したい

部員が足りず正式な部として認められない弱小文化部が寄り集まったというマイナークラブハウスの出来事が描かれる「マイナークラブハウスへようこそ」が、激しくツボった。
一話ごとに語り手が変わり、時にじんわり、時にわらかしてくれて。個性あふれる生徒たちが、部を超えて団結する雰囲気は本当に素晴らしく、読んでるうちに

おれ、ここ好きだ

という気持ちになっていきます。とても素敵な学園青春ものなので、ぜひ!
マイナークラブハウスへようこそ!―minor club house〈1〉 (ピュアフル文庫) (ピュアフル文庫) - 木地 雅映子
それにしても、「マイナークラブハウスへようこそ」といい、先日読んだ「雨にもまけず粗茶一服」といい、ピュアフル文庫のカラーは、ひょっとしたらハマるんじゃないかと思い始めてきた。
ピュアフル文庫のサイトで既刊一覧を見たら、まだ50冊ぐらいしか出てないっぽい。アンソロを抜かせば、もっと少なくなるので、コンプできそうだなあと思った。思っただけだからね!?