海フェスタよこはまに行ってきた

soundseaさんに、海フェスいこうぜと誘われたので、ほいほい乗ってみる。横浜は遠いけど、座れれば読書タイムなので、なんら問題ない。ついでに感想書いたりして、何気に充実してたきもする。「電車はほかに誘惑がないので、〜がはかどる」とはよく聞くけど、なんとなくわかった気がした。

ともあれ、到着してぐるぐる見て回りましたが、面白かった!「〜丸」といわれても、じゃじゃ丸ぐらいしか思い浮かばない僕ですが、興味深いものがたくさんあり、素朴だったり快活だったりする乗組員さん(って言い方はどうなんだか?)たちと触れあったりしてたら、時間が経つのを忘れました。

日本丸海王丸は同じような構造をしていながら、見せ方の違いがあるし(しかも実習中だった!)、気象庁の凌風丸は先に見た二隻とは異なり小さいんだけど(入るのに人数制限してた)練習船とは違う……なんていうか、無駄が省かれたというか、効率化を感じるものがあり、見ていてとても面白い。まあ、僕が計測器とか大好きってのもあるんだけど。数値解析とかしながら、日がな一日を過ごすって憧れる。そういえば、設置されてるパソコンは、比較的DELLが多かった。英語キーボードも多くて、ちょっとポイント高かったりする(何の話だ)。
日本丸日本丸 実習中日本丸 椰子の実で清掃海王丸海王丸 教官室 毛布のたたみ方が面白い凌風丸開けるんじゃないわよ!

でもね、一番良かったのは、淡青丸ですよ。海洋開発研究機構JAMSTECの船。もともと東京大学の持ち船だったってことで、研究者さんたちを乗せて、あちこち向かう調査船です。
何といってもサービス精神旺盛で、広報課長さんのお話はとても面白かった。しんかい6500の船員さんだったとのことで、当時のエピソードを交えたお話は、途中で時間がきたときには残念に思うほどでした(ちなみにしんかい6500Tシャツ着てる人がいて、これが偉い格好良かった。なぜ売ってないのだ!)
中に入ってみたら、エンジンルームやら(ヘルメットかぶった)、操舵室、研究部屋等があり、それぞれ説明する人がいて、これまたとても面白い。こことここがつながってるのかってのがわかりやすいし、さりげないユーモアには思わず笑ってしまうものがある。つーか、僕は笑いの沸点低いので反応しちゃうせいか、結構こっちを見て話された気がした。
この船も狭かったので、人数制限&時間制限があったんだけど、30分があっという間でした。あーもっと見たかった。もっと話を聞きたかった。
どうやらこのJAMSTEC系の船は、九月までの間、月に一回ぐらい横浜港で一般公開をするらしいので、ちょっとチェックしようと思いました。
淡青丸水圧実験IMG_1059IMG_1055IMG_1062IMG_1063
その後、初代・日本丸と横浜みなと博物館も行ってきましたが、横浜みなと博物館は時間がたりなくて(閉館30分前に入ったので)、流し見状態だったから、いろいろ物足りなかったです。

つーか、今回は結構ぎりぎりが多かったんだよなあ。チケット予約制の淡青丸は、ラス前ぎりぎりだったし、凌風丸は、中に入ってる間に打ち切られてたし、初代・日本丸は、最終入場10分前だったし。
まあ、そんな状態でありながら、すべてクリアしていったんだから、運がいいというべきかもしれない。

楽しかったので、20日の総帆展帆はぜひとも見てみたいと思いました。1時間かけて張る帆がどんな感じか、とても興味深い。

iPhoneで写真撮りまくったんですが、枚数多くて整理するのが面倒になったので、Flickrにがっつり上げといた。