そんな八月の終わり

台風が来てるって報道があったから、ひょっとしたら早く帰れるのかしらとワクテカしてたのに、あがれたのは定時すぎでした。なんだよ、つまらん。たまにしかないことなんだから、ちょっとぐらい早く帰してくれてもいいのに。
というのも、いま読んでる本がとても面白くてですね。早く続きが読みたくてしかたなかったんですよ。吉原の遊女を主人公とした連作短編の「花宵道中」は、とてもいい。各短編の主人公はそれぞれ春を売る人なので、そういう描写は当然の如くあり、初っぱなの一編を読み始めたときは、エロすぎるとwktkしてましたが、春を売る人の恋とかホントやりきれない……さらに各話がリンクしてくところにやられる。
あと三編。楽しみで仕方ない。
花宵道中 (新潮文庫) - 宮木 あや子