2010年9月28日の日記

寒いし雨だし。こういう日は休日になってもいいんじゃないかと常々思う。

ぶっちゃけ今日はそのぐらいしか言うことがな……あ、そうだ。これびっくりした。

「続刊はあるのか?」
と各方面で、話題を呼んでいるようですが、

続刊あります!

しかも全5冊全て続刊!

このラノ文庫編集部ブログ:刊行情報だ!

マジで!?
ランジーンとファンダはわかるけど……あ、あと監視もか。いや、そういう意味だと暴走少女も続けられるけど、一番疑問なのは、伝説兄妹。どう続けるんだろ。
たぶんランジーンとファンダと暴走少女は買います。監視はタイミングにもよる(電撃新刊が少ないとか)。伝説は……大絶賛組の評判待ちで。

今日読んだ本。

匂いも音も感覚も……見えない者が視える旅人が捜し物探偵するお話。連作短編っぽい感じの心温まる物語でした。視えてしまう苦悩とかそういう話にはならず、旅人と出会った人たちからの視点で描かれて、そこには旅人の優しさに触れて、自分まで優しくなってしまう物語がありました。最後に別の一面を見せたと思ったら、まさか続くとは!いろいろ気になる。
あ、探偵といっても推理とかそういうお話じゃないので、リッパーさんは期待しないほうがいいです。
女王家の華燭 (ルルル文庫)

女王家の華燭 (ルルル文庫)

花嫁アンソロジーを読んで気になった著者だから読んでみたら、ニヤニヤしまくりで楽しかった!
敵対する国の太子と公主が結婚するというお話しなんですが、初めはお互い警戒していたのに、気づけば相手を思うようになっていく展開がヤバイです。特に公主。意地っ張りな女の子は、一目惚れしたことに気づかず、「妾の心を一瞬にして奪うとは、さては妖怪……!」と驚愕して恐る恐る近づくんだから、可愛いったら無い!そりゃ敵国に婿としてやってきた太子も、そりゃ警戒するよりも、からかいたくなりますよ。このふたりのベタなやり取りが最高に面白かった。
話自体はアレなんだけど(なんだよ)、ニヤニヤしっぱなしのお話しなので、この著者の次のお話しが楽しみ。