2010年9月に読んだ面白かったコミック

9月は面白かったコミックが多かったように思うので、面白かったコミックをいくつかピックアップ。

青春攻略本

男子校っていいなーと思っちゃうお話。男同士だからこその行動力に、うおーと叫びたくなる青春を感じます。もちろん恋もある。全二巻ということで、最後は受験と卒業式が描かれるんですが、離れることの寂しさと、未来への希望を感じて、すっごい良かった。涙した。

青春攻略本 第1巻 (花とゆめCOMICS)

青春攻略本 第1巻 (花とゆめCOMICS)

青春攻略本 第2巻 (花とゆめCOMICS)

青春攻略本 第2巻 (花とゆめCOMICS)

ちなみに同著者の赤髪の白雪姫も良い物語なのでぜひ。

ガラスの仮面

紅天女まではまだ遠いかな。マヤや桜小路が、黒沼監督によって、少しずつ演じる役の感覚を手にしていく展開にしびれる。黒沼さんかっけー。でも、この巻に限っているなら主役は姫川亜弓だと思いました。前作のラストで負った怪我はどうなるのかと思ったら……演じることに対する覚悟がすごい。マヤという天才を相手にするからこその壮絶な思いを感じました。努力でどうにかなるものじゃないと思うけれど、それをどうにかしてしまいそうな親子の執念にゾクゾクする。

ガラスの仮面 45 ふたりの阿古夜 4 (花とゆめCOMICS)

ガラスの仮面 45 ふたりの阿古夜 4 (花とゆめCOMICS)

腐女子っス

某べにたまさんが面白いって言うから読んだら面白かった。コスプレ、漫画描き、小説書きの三人の腐女子が、仲間内で楽しく萌話しつつ、男の子たちとのドキドキの恋も見せてくれるお話です。

腐女子っス! 1 (シルフコミックス 7-1)

腐女子っス! 1 (シルフコミックス 7-1)

腐女子っス!(2) (シルフコミックス 7-2)

腐女子っス!(2) (シルフコミックス 7-2)

腐女子っス! 3 (シルフコミックス 7-3)

腐女子っス! 3 (シルフコミックス 7-3)

暁のヨナ

仲間集めの旅。力のなさや無知を自覚して、それでも前を向くヨナに、凛々しさに王たる風格を感じて、胸が熱くなる。騎士たるものからしたら、間違いなく主として仕えるに本望じゃないかしら。時折無防備になるのでハクは大変ですけどね。

暁のヨナ 第1巻 (花とゆめCOMICS)

暁のヨナ 第1巻 (花とゆめCOMICS)

暁のヨナ 第2巻 (花とゆめCOMICS)

暁のヨナ 第2巻 (花とゆめCOMICS)

暁のヨナ 3 (花とゆめCOMICS)

暁のヨナ 3 (花とゆめCOMICS)

路地恋花

オムニバス形式の長屋物語第二弾。どの話も良かったけど、友禅話が一番好き。かたくなな師匠と諦めない弟子が見せる関係にじんわりきた。

路地恋花 1 (アフタヌーンKC)

路地恋花 1 (アフタヌーンKC)

路地恋花(2) (アフタヌーンKC)

路地恋花(2) (アフタヌーンKC)

くらしのいずみ

恋愛短編集。いろんな夫婦が登場してましたが、読んでて、いいなーと思えるあたたかさに胸いっぱい。好きだといっても、なかなか素直になれない思いがあったりして、不器用だったりもするんだけど、優しさに包まれて、じんわりくるお話ばかりでした。ラスト最高。

くらしのいずみ (ヤングキングコミックス)

くらしのいずみ (ヤングキングコミックス)

他にも、最後まで楽しさいっぱいだった「暴れん坊少納言」とか、新解釈かぐや姫の「月華美刃」、中学生とOLの恋が秀逸な「GAME OVER」とか良かったな。

暴れん坊少納言 7 (ガムコミックスプラス)

暴れん坊少納言 7 (ガムコミックスプラス)

月華美刃 1 (ジャンプコミックス)

月華美刃 1 (ジャンプコミックス)

Game over

Game over

ちなみに新刊漫画は自分で追いかけてるものが多いけど、期間漫画はTLに流れてきたものが多かったりします。何気にフランさんところから結構手を伸ばすこと多いことに気づいた。あと、コモリさんが面白いといったら、僕も面白いと思うことは間違いないので、それも読んでる。