2010年11月22日の日記

職場に着いたら、驚きの欠席率だった。そりゃ四連休のほうが良いけれど、いつの間にみな届けを出してたんだ……。うちのチームは全員出席だったけれど(そもそも人数が少ない)、定時になっても誰も来ないから、ドキドキぼっちだったぜ。

今日は午後から雨だという予報を聞いていたけれど、退勤時間が近づいても雨が降ってる様子が無く、これならばと帰り支度をしていたとき、水曜日までに提出しなきゃいけないものがあることに気づいて、泣く泣く席に戻る。明日休みだというしわ寄せがこんな処に……いや、たいして時間かかることでもないんだけどね。それでもね……おかげで雨が降って来やがりました。もう少し粘れよ。

昼休みに「吐息雪色」を読む。好きになった人の心には、なき妻がいて……という恋のお話。
二人っきりの家族である妹への愛しさ溢れる思いも描きつつ、諦めきれない思いを胸にする切なき恋がとても良かった。ちょっとびっくりするところはあったけど、二作目ぐらいに感じたもやもやは無かったです。雪の描写がとても好き。

吐息雪色 (メディアワークス文庫)

吐息雪色 (メディアワークス文庫)

そしてもう一冊。帰りに「上長はメイド様」こと「不思議系上司の攻略法」を読み終わる。新しく異動してきた上司は、昨日訪れたメイド喫茶で働いていたNo.1メイドで……というお話。
普段は正論で厳しく問い詰めてくる人なので、部下たちからは煙たがられてるけど、彼女の別の一面を知っていると、守ってあげたい気持ちが生まれて……と、上司と先輩たちの間に入ったは良いものの、あちらを立てればこちらが立たずの連続。さらには社内の派閥争いに巻き込まれてることを知って、弱みを握られたらまずいと思っていたら……みたいな感じで、いろんな事情を一人で抱えてるSEさんが、孤軍奮闘する様は楽しいんだけど、トラブルの連続や無理やりな折衝模様にどこかキリキリしちゃったりする。ま、最後はハッピーエンドなので、こんちきしょう。

不思議系上司の攻略法 (メディアワークス文庫)

不思議系上司の攻略法 (メディアワークス文庫)