2011年5月1日の日記

まひさんが鯛焼きを食べたいと言うことで、ガイドブックに載ってた鯛焼き屋さんを目指しつつ、上野をぶらぶらしようという計画を、まひさん、ことひとさん、僕の三人で実行しました。強風だったけれど、雨は降ってないし、まずまずのお天気かなと思ったけれど、これを後悔するのはもうちょっと先です。

13時に上野集合して、ぐるっと不忍池を周っていくコースで、てくてく歩く。何の鳥かわからないんだけど、白いのがいっぱい飛んでた。りっぱな鯉らしきものが泳いでた。風が強かったので、砂に襲われまくって大変でした。今日はコンタクトじゃなくて、メガネにすれば良かったなあ。
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ちなみにどのくらい風が強かったかといったら、三角コーンが、風でとばされて、道路をズリズリ移動するぐらいです。危ないなあと思ったけど、赤信号でちゃんと止まり、また移動していったことには大笑いしたのは余談。

ぐるっと半周ぐらいして、外へ出て、とりあえずお昼を食べようかと話していたときに(13時半ぐらい)、まひさんが「インド料理屋が」と目ざとく見つける。そういえば、まひさんが見つけるお店って、なぜか反対車線とか、一本渡るところとか、ちょっと変なところにある店ばかりだった気がする今日一日。
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入ってみたら、普通にカレー屋さんでしたが、量が多すぎる!冒険しない僕は、チキンカレー(ライス)を頼み、ことひとさんはきのこと……なんとか(ライス)ってやつで、まひさんはチキンカレー(ナン)を頼んだら、こんな感じです。
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ちょっと分かりにくいかな。ナンが大きいことは伝わると思います。ライスも量が多いのよ。美味しかったけど、食べ終わったら苦しかった。げふ。
ここでなんだかよくわからないけれど、まひさんとことひとさんが、お互い残念だねというトークを繰り広げていて、とてもアレでした(察してください)。あと、ゆのいって話が出てきて、ゆのカフェ行く流れになったりしたけれど、なんだこれは。とりあえず、ゆのかさんって方をフォローするお仕事はこなした。

その後、まひさんお目当てのたい焼き屋を目指して歩いていたら、途中で、根津神社で「つつじまつり」をしているというポスターがあったので、寄ってみることに。こ「つつじまつりがあるよ。行ってみる?」ま「つつじって漢字でかけたら許してあげよう」こ「……どんな字だっけ?」ま「髑髏(ドクロ)みたいな字よ」 いくらなんでもそれは……と思ったら、たしかにそう見えなくも「躑躅(つつじ)」……いや、やっぱ違うだろ。一瞬だけだった。
そんなやりとりはどうでもよくて、つつじである。とてもきれいだった。
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人は、結構いたけど、歩くのに支障はなく、にぎわってる感じがよかった。
ちなみに乙め稲荷社とかいうところで、ことひとさんがお参りしてたのは内緒である。
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ついさっきお腹いっぱいになるまで食べたのに、「からあげが!」と反応する人がいたり、「射的なら先週やりました。サバゲという名の」と言う感じに、屋台をひやかしながらぶらぶら。
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、お参りしていこうとしていたのに、道を間違えて外へ出てしまったので、ま、いっかと、まひさんお目当ての鯛焼き屋さんへ。
……行ったけど、本日は終了しましたのお知らせ。店は開いていても、鯛焼きがないなら意味がない。「そうよ、あたしは運がないのよ……」と地味に凹んでた。
ならば第二希望のねこカフェというか雑貨屋さんに行ってみたら……なんていうか、夏の夕暮れに訪れたら、寒気がするような道を歩くことになり(すぐとなりが墓地、駄菓子屋っぽい小さな店に、ラムネという文字がぷらぷら)、「これはなにか出てもおかしくないレベル」とか冗談で行ってたら、店はもっとやばかった。
一階が雑貨、二階がカフェになっていて、二回に上がる階段のところに「満員」と看板が立っていたので、入れないかなと思っていたけれど、とりあえずとまひさんが中を見てきて、戻ってきてから言いました。「だれもいない」「すいませんと声をかけても誰も出てこない」「でも声がする」こわい。
一階の雑貨屋には人がいたので、どういうことかと聴きにいったまひさんは、戻ってきた後いいました。「二階のカフェはやってるんですか?と聞いたら、雑貨屋にきているお客さんが『満員です』と答えて、店員さんはにこっと笑顔を向けてた」なんか怖い。ここはもしかして、妖怪化した猫がやってるお店なんじゃないかという結論に達した僕らは、そっと店を離れました。いやでもこれはホラーな物語になりそうだなあと思った僕らがいた。

このまま終わってなるものかと、諦めきれない僕らは、もう一店いってみた。「猫街カフェ29」である。猫がいるカフェです。
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行ったら寝てる猫ばっかりだったけど、触っても大丈夫なので、わさわさしてた。一番楽しみにしていたまひさんが近づくと、寝ている猫以外は、みなそっと遠くへ離れていってしまうのが印象的でした。「きっとさっきの店で、猫の何かが憑いてきたんだよ」という言い訳してる人がいたので、はいはいって言っておいた。
結構長居したかな。猫マグカップとか、コーヒーのミルクを入れるもの(なんて名前だ?)とか、いろいろ猫まみれで可愛かった。
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ちなみに、僕らが店に入っているときに、まひさんが好きな猫の写真家さんがやってきていたらしい。お店をでた後に「**さんがいたんですよ。あの人の写真好きなんですよ」とジタバタしてた。

それなりにいい時間になったので、そろそろ戻りますかと、蛇道を通って日暮里駅の方に向かって歩いて行く。普通の家とお店が交互にあるような、変な区画だった。こういうところは、歩いていて面白い。暮らしやすいかはまた別だと思うけど。とか思っていたら、途中からポツポツ雨が。でもまあ、それほどの降りでもないしと歩き、日暮里駅について、「そうだ、ことひとさんの買い物があるんじゃね?」と、反対口に降りて、またてくてく歩いていたら、空模様がどんどん怪しくなり、ついにこんこん化しました。ものすごい雨。
僕とまひさんは傘を持っていましたが、ことひとさんが持っていなかったので、僕はずっとことひとさんと相合い傘していました。最初はそれでしのげるレベルだったんだけれど、だんだんそれも難しくなってくるから、おのれこんこんめ。
コンビニでもあれば傘を買うという手もあるんだけど、駅からちょっと離れると、コンビニが全然ない。少なくとも目に入る範囲では見つかりませんでした。ここの人たちはどこでジャンプを買っているんだろうという疑問を抱きつつ、とりあえず買い物を済ませて、駅に戻る。
……戻れなかった。嵐のような雨はおやばいということで、途中にあるモスバーガーに入って雨やどり。僕もことひとさんもとても濡れていて寒かった。
あとから考えたら、ここで休んでる時間が一番長かったなあ。本の話やら、お仕事はなしというか、そういったものやら、いろいろ話をしました。これがまた面白い。一番うけたのは、まひ母の話でした。あれはすごい。一度会ってみたい。
気づけば20時近くになっていたので、そこで解散。楽しかったです。明日仕事か……と思ったけど、この三連休は、とても楽しかったので、よしとしよう。