僕の夏休み(8月7日/前半)

世間一般的な夏休み時期に夏休みを取るのはいつ以来だろう。
ともあれ、せっかくの休みは有効に使おうということで、北海道へ行ってきました。しかも、寝台列車で。ダメもとで申し込んでみたら、運よくチケットが取れたのです。いやっほー。
というわけで、7日の夜に上野発の夜行列車に乗ることになったんですが、時間があったので、バーン=ジョーンズ展に行ってきました。
バーン=ジョーンズ展のサイトを見たとき、一枚の絵でファンタジーの世界を感じて、これは見てみたいと思ってたんですよねぇ。タイミングが合ってよかった。
しかも、この展示は会場も素敵だった。三菱一号館美術館ってところだったんですけど、これが、そうだなあ、言うなれば、ちょっと前の時代の宿舎ものに出てきそうな装いといいますか、階段といい扉といい、何より窓から見える中庭な風景が素敵で、それだけで、物語が見えてきそうな、そんなところでした。
実際、こういったものにトキメキを感じることで有名なななきさんは、きゅんきゅんしてましたよ。
ああ、今回展示は、彼女とななきさんの三人で見に行ってきたのです、という余談。

どの絵もよかったけど、個人的に好きな絵は、ペルセウスランスロットかな。ペルセウスは、サイトに表示されてるやつですね。ランスロットは……ないか。あの絵には引き付けられました。何度も見に戻っちゃいましたよ。
あああと、この人の描く女性は、肉感が素敵でした。背中からお尻にかけて、とかいうと自分の趣味がばれるのでやめておきましょう。

ちなみに、展示を順番に見ていった最後に、風刺自画像(だったかな?)という絵があって、これが何ともコミカルで、「このポストカードがあったら買っちゃうよねー」と話してたら、本当に売ってたからやられました。
このほかクリアファイルやらソーイングセットやら、一筆箋などなど、思わず手に取ってしまうものが多くてというか、手に取ったら手から離れなくなって、気づいたら散財。まさか最後にこんな罠が待ち受けていたとは……バーン=ジョーンズ恐るべし。
っていうか、でるたさん、あなたこれから旅行だってわかってますか。せっかく小さなカバンに詰め込めるように、荷物を減らしたというのに、という内なる声が聞こえたような聞こえなかったような。

そんな旅の始まる前のお話。

長くなったので(久しぶりに日記を書いて、疲れたともいう)、後半に続く。