「私はここに『第一回 後輩萌やし選手権』の開催を宣言する！」 「や、勝手に宣言されましても……。具体的には、どういうことをするんですか、それ」 先輩は「ふふ」といつもの不適な笑みを浮かべた。 「そうだな……。私は別として、この空間では衣服を自由に…

「わたしはあなたの心を神戎の技で捉えていることに自覚がありますし、自分の生の魅力だけであなたの心をつかんでいないことに負い目もあります。だから、恥ずかしくてとてもその言葉を言えないんです」 いろりがおずおずと目を逸らす。 「わたしはもう、ぜ…

場所がよくわからないので（初めての場所は地図があっても迷う人）、少し早めに行ったら、早く着きすぎた罠。それでも、7番目ぐらいだったけど。どこでも好きな席に座っていいと言われましたが、さすがに一番前は辞めておいたほうがいいだろうと思ったので（…