こばやしゆうき

純情感情エイリアン 3 史上最大の愛の奇蹟

「誰かが誰かを本当に理解するなんて事は……きっとできないんですよ」 彼女は僕の言葉を否定しなかった。振り返った桃先輩は、痛いような、哀しいような顔をしていた。 「だからこそ。少しでも知りたいと思うし、理解したいと……そう思えるんだろ?理解できな…

純情感情エイリアン 2 僕の愛は海よりも深く

「Tシャツを着るんですか?」 「うん。やはりこの水着は少し恥ずかしい。いくら香奈恵の見立てでもな。それに……」 「はい?」 「赤城に見せられたから、もういいや」 にやにや笑いが止まらないラブコメでした。 → 感想

純情感情エイリアン 1 地球防衛部と僕と桃先輩

彼女の姿を見たときから、思った。ぼくは運命に出会ったんだ。 「我々は勇士を募る! 我々の地球はいつ、いかなる時に、どのような危機に襲われるかわからない。 我々はきたるべき危機に対して、常時備えておかなければならないのである。 自らを取るに足り…