厚木隼

僕たちのパラドクス ―Acacia2279―

「ふざけないで!私の笑顔が戻る?アオバを斬って、私がヘラヘラ笑ってると思うの!?」 始めてみるハルナの心から怒っている表情。その瞳には、僅かに涙が浮かんでいた。 「もう二度と、そんな悲しいこといわないで。アオバは、私の大好きな ―」 そこでハル…