「なんだっ」 「あれはなんだっ?」 第四中隊と第三中隊の戦車の車長たちが砲塔ハッチから乗り出して後ろを見たが、 ズズズズズ 「な、何かが来る!」 「ものすごくでかいぞ、なんだ!?」 ズズズズズズ 「山か?山が海から、上がってくるっ!?」 海岸へ上…
「その落下してきた黒い球体は、危険なのですね?」 「どのように危険なのかはわからないのだが―」 峰の背後から大勢のスタッフがザワザワと立ち働く気配が聞こえてくる。 「―とにかく<東>とネオ・ソビエトに渡したら、地球が無事ですむ保証はない」 初期…
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