「リツ、聞こえるか?」 「ええ」 「さっきはつらい思いをさせて悪かった。おまえが背負うことじゃない」 「わたしも、セキさんのときに同じことをあなたに強いたわ」 紅月を抜き払って鞘を投げ捨て、峰を肩に置いた。エレベータのボタンをダメもとで押して…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。