2004-03-07 秘花 book 連城三紀彦 「夫が浮気をしている」そのことを娘の口から聞かされ驚く妻。 ところが娘は夫に対し「母が浮気している」と伝えていた。 どちらも作り話。 なぜ娘はそんな嘘を? 亡き祖母が残したノートに記される過去。 娘、母、祖母、三代にわたる物語。 連城さんの文章というのは、なんと言えば良いのだろう。 きれい、繊細、それゆえに突き刺さる、そんな感じ。 読んでいて何度涙ぐんだことか。 一気に著者のファンになってしまいました。 追いかけるぞ〜。 上:Amazon| bk1 下:Amazon| bk1