夜のピクニック[amazon]

次の日の朝まで80キロの道のりを歩きとおすという高校の行事「歩行祭」。
主人公の貴子はひとつの賭けをする。親友にも隠している秘密に関して。
それぞれに抱える悩み、想いを打ち明けあったりしながら歩くという単純な話なのに、ここまで引き込まれるとは思わなかった。さすがだよ、恩田陸。圧倒的センス。やはり語り部だ、この人は。
多くの人に薦められる作品。