紫骸城事件 [amazon]

かつて圧倒的な魔力を誇る魔女が、宿敵を迎え撃つために作り上げた紫骸城。
現在では主人のいないこの城で毎年行われる魔導師の大会。
部外者が立ち入れないよう、また参加者が逃げ出さないよう、一週間封印されたこの城で起こる連続殺人事件。
名誉ある大会で魔導師を殺しても何らメリットは無い。ならばなぜ?
それともこれは魔女の呪いなのか?
昨日読んだ「竜殺事件」の続き(というか同じ世界のお話)。
トリックは(前ふりがあるとはいえ)、魔法をつかったものなので、ちょっとなあという感じだけど、登場人物の魅力、物語は一級品。楽しめました。