憐 Ren

退院して久しぶりに登校すると、見覚えのないクラスメイトがいた。
転校生かと思っていたら、クラス全員が始業式からいたと口をそろえて言う。
そんなはずはないのに。
徐々に明らかになる正体。「不要な者」「過去流し」「孤独の刑」。
やがて出会えた仲間の死。
それを運命というのならいっそ、と取る行動は普通そうじゃねぇだろ!とツッコミたくなる気持ちはありましたが、非常に面白かった。
まだデビュー作ですか。
きれいに終わっているので、シリーズ化はして欲しいようなして欲しくないような。
出たら買っちゃうでしょうけどね。


憐 Ren - 水口敬文


次作の感想: 憐 Ren 錆びゆくココロと月色のナミダ