ルナティック・ムーン [amazon][bk1] (2)[amazon][bk1] (3)[amazon][bk1] (4)[amazon][bk1]

1は結構前に読んだのですが、いまいち乗り切れなかったのですが、気になる作品ではありました。ちょっと放置気味でしたが、今月4巻が出版されたのをきっかけに読み直す。
"混沌"後の世界は、辛うじて残っていた前時代の「過学」の力を使って生きていた。
力がない"純血種"と、体の一部に異形をもち"純血種"を守ることにしか価値を認めてもらえない力のある"変異種"で。
荒野をうろつくケモノに家族を殺された変異種の少女と名前すら与えられていない変異種の少年が出会ったとき、少年は自分が"希存種"であることを知った・・・。
設定、ストーリィ、共におもしろいんですが、気になる点は「くどさ」。同じ言葉を繰り返し、ミスリードするための展開。そんな「くどさ」さえなければかなりいける。まあ、これは気にならない人はならないんだろうけど。著者は若い人っぽいから仕方ないのか(おまえ何様だ?)。とはいえ、おもしろいので続編も購入します。

ルナティック・ムーン - 藤原祐ルナティック・ムーン (2) - 藤原祐ルナティック・ムーン (3) - 藤原祐ルナティック・ムーン (4) - 藤原祐