GOSICK Ⅳ [amazon]

かつて、塔に閉じ込められた状態から金を作り出したことで、女王の信頼を得て、国を裏で操っていた錬金術師がいた。20年後に起きた殺人事件。鍵のかかった塔の中で倒れていた男。その事件の犯人は、もはやこの世にはいないはずの錬金術師だとヴィクトリカはいう。
図書館から決して出ることが無かったヴィクトリカは、退屈しのぎにその事件を追う。
事件の謎は、すぐわかるものでしたが、そこはメインじゃないので OK。錬金術師の話と現在進行形の話がうまくつながっていて面白かった。何より、ヴィクトリカと出会ったアブリルの反応と、アブリルと出会ったヴィクトリカの反応。これでお互いが気になる存在となったので、今後の展開が非常に楽しみになってきました。期待大。

GOSICK Ⅳ - 桜庭一樹