七月七日 [amazon]

book 古処誠二

戦時下。見た目は日本人と変わらないため、日本語が使えるため重宝されてはいるが、アメリカ人からは日本人として軽蔑の目で見られ、日本人からは裏切り者として見られる。そんな日系二世の物語。
この著者は初期のころから追いかけており、二作目の「少年たちの密室」はほんと傑作でした。この作品はミステリィでしたが、その後はデビュー作同様、戦争もの路線にいったようです。中でも「ルール」は大傑作でした。今回の作品は同じ戦争ものですが、それに比べるとちょっと弱いかな。
これで直木賞候補作読書しましょう計画第二弾終了。以前に 一作読んでるので、これで三作目か。今回の候補はいいものが多いな。っていうか、直木賞受賞作が一番つまらないような・・・・・・。単に好みが合わなかっただけかもしれないけど。

七月七日 - 古処誠二


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