ブルー・ハイドレード 〜転移〜

クーデタにより国から追われることとなった士官候補生八人と海賊の娘トパーズ。
補給をするために他国のコロニーに近寄るも追い返される。
国からの圧力は強い。もはや安寧の地はないのか。
情報がろくに入らず、物資も底が見えてきたとき、向かえる先はひとつしか思い浮かばなかった。


要塞 ザルツバリカ


公式記録には記されていない要塞。
門を開くには二重の鍵を必要とし、最新の最先端の潜水艦が待ち受けている。
先の戦いで指揮の天才ぶりを見せつけたトパーズだが、はたしてこの古い世代の戦艦で勝てるのだろうか。


生き残るためにそれぞれの才能を生かして戦う。だがその先を見通す才能が、不意に見せた笑顔が不信感を広げる。
いやあ、スピード感は相変わらず。むしろ前作を超える。
どれだけ物語が続くのかわかりませんが、このままの勢いで行ってほしいものです。
早く続きが読みたい!


ブルー・ハイドレード  〜転移〜 - 海原零


前作の感想: ブルー・ハイドレード 〜融合〜