ひかりのまち - Nerim’s note

百年に一度訪れる日黒期。
以前それが訪れたときは 24日間もの間、夜だけが続いたという。
ところが今回はひと月経つものの未だに夜が続いている。
果たして、政府は何を隠しているのか。
疑問に思っていたある日、怪我をしたネリムが訪れた保健室で、新任の先生は言う。
「『本当のこと』を知りたい?」
日黒期のこと、行方不明となった兄のことを仄めかされ、手伝うことを約束するネリム。
それは様々な事件が入り組んだ出来事だった・・・・・・。


さりげなく提示される町の風景や描写が素敵。イメージ沸かせられまくります(変な日本語)。
キックボードに乗るシーンは爽やかさにあふれてる。イラストがまたイメージにぴったりで。
主人公の魅力がちょっと欠けるのは残念だったけど、十分楽しめた作品。
第11回電撃小説大賞金賞受賞作。


ひかりのまち - Nerim’s note - 長谷川昌史


次作の感想: ガトリング・メロディ nerim's noteⅡ