名探偵症候群 【amazon】

三年越しの恋に破れた直後、ライバル関係にある幼馴染の結婚式に招待された。彼氏と一緒にくるようにと。
別れたなんて言えない。絶対に弱みはみせられない。
友人との相談でエスコートサービスなるものを利用してはと言われたものの、そこまで落ちぶれちゃいない。
なんて思っていたのに、気がつけば頼んでしまった。
田舎町にあるパーティ会場まで足を運んで翌日の朝早く。
結婚式の準備に呼ばれていった先には、惨殺死体があった。
自らの超絶推理によると犯人は、自分の仮の彼?


以前、同著者の作品(->眼球蒐集家)を読んでそれなりに面白かった記憶があったので購入。
続編かと思いきや別作品でした。
あまりミステリィっぽくないとはいえ、この語り口は好み。
主人公の女性が妄想たっぷり推理を繰り広げてくれるところで笑わしてもらいましたよ。
才気走る妄想作家、船越百恵。覚えておこう。


名探偵症候群 - 船越百恵