とある魔術の禁書目録 5

とある魔術の禁書目録 5 - 鎌池和馬
レベルアップを図る実験に失敗したアクセレータ。
学園の後ろ盾がなくなり、目的も無くなったことで無気力な生活を
送る日々。
そんな中、かつてアクセレータのレベルアップのために作られた
クローンが現れる。途中で終わった実験とはいえ、自分の分身とも
言えるクローンを殺したアクセレータの元に、なぜ、ラストオーダ
というコードを持つミカサは現れたのか・・・・・・。
この他、御坂美琴上条当麻、それぞれの8月31日が描かれた3編からなる短編集。


前作で非道の人と思っていた「アクセレータ」の意識が変わっていく
姿はなんとも言えない。これを読んだあとに「とある魔術の禁書目録 3」
を読み返すと、また違った感想が出てくるかも。
1巻、2巻に比べたら、圧倒的なまでにギャグが少なくなっているけれど、
こちらの展開のほうが好ましい。
ってこれ読んで思ったけど、「とある魔術の禁書目録 4」を読んでいない
ことに気づきました。何やってるんだ。
続編じゃなくてよかったよ。さっさと読むぞ。


次作の感想: とある魔術の禁書目録 6